東京ゲームショウ2017初日の9月21日、エピック・アクションは同社のブースで、『ファイナルファンタジー15:新たなる王国』の新しいテレビCMとして、モデルのアレクシス・レンさんを起用したグローバル版のテレビCMを、日本でも放映することを発表した。
エピック・アクションは、『ゲーム・オブ・ウォー』や『モバイルストライク』などの人気ストラテジーゲームを配信している、米MZ(Machine Zone)の子会社。同社が6月23日に配信を開始した最新作が、スクウェア・エニックスの協力の下に開発した『ファイナルファンタジー15:新たなる王国』である。MZのCEOであるガブリエル・レイドン氏によると、同タイトルは配信開始から3カ月で2000万ダウンロードを記録するなど大きな成功を遂げているとのことだ。
そして『ファイナルファンタジー15:新たなる王国』のグローバル版テレビCMに起用されているのが、モデルのアレクシス・レンさん。レンさんはインスタグラムで1000万以上のフォロワー数を集める人気インスタグラマーで、日本在住の経歴もあるとのこと。本格的なテレビCMへの出演は今回が初めてだそうで、「行ったことがない美しいお城で撮影し、とても楽しかった。でも想像しながら演技をするのは難しかった」と、CM撮影のエピソードを話していた。
その後発表会会場には、海外芸能情報に詳しいデーブ・スペクターさんが登場し、レンさんのより詳しい経歴について、得意のジョークを交えながら説明。同社のテレビCMには、従来マライア・キャリーさんやアーノルド・シュワルツェネッガーさんなどのベテランを起用することが多かっただけに、レンさんの起用に関しては「とても大胆なキャスティング」と高く評価していた。
さらに会場には、レンさんに応援するべく、読者モデルのぺこ&りゅうちぇるが登場して花束を贈呈。レンさんは2人の印象について「カワイイ」と評価する一方、りゅうちぇるさんはレンさんのあまりのスタイルの良さに、思わず「隣に並びたくない」と答えてしまう場面も見られた。
そしてイベントの締めとして、りゅうちぇるさんの「建築関係トントントン」ならぬ「新たなる王国トントントン」のセリフで、鏡開きによって新テレビCMの成功を祈願していた。なお新しいテレビCMは9月23日より、全国で放映される予定だ。
(文・写真/佐野正弘)