任天堂のハード向けタイトルを数多くリリースしている、フライハイワークス。TGS2017では、Nintendo Switchのタイトルを中心に、32台の試遊台を用意している。
14万部売れた『神巫女-カミコ-』の制作チームが手掛けた期待のRPG『ピコンティア』や、スウェーデンの会社が制作した有名アドベンチャーの続編『スチームワールドディグ2』をはじめ、パズル、アクションなど幅広い種類がそろう。また、操作がシンプルで直感的にプレイできるものばかりなので、遊びたいと思えるゲームが必ずあるはずだ。
なかでも注目タイトルは、Nintendo Switch版の『DEEMO(ディーモ)』。TGS2017ビジネスデイ初日(2017年9月21日)に発売されたばかり。スマートフォン版では1000万ダウンロードされ、すでに世界中に多くのファンがいる。ピアノをモチーフにしたリズムゲームで、主人公・ディーモがある日突然、空から舞い降りた記憶喪失の少女・アリス(CV・竹達彩奈さん)を地上に返すため、曲を聴かせると成長する不思議な芽を育てるという物語だ。
ゲーム内には日本と台湾のクリエイターが手掛けた多様なジャンルの楽曲が200曲以上収録されていて、今後、無料アップデートによる楽曲追加が予定されているそう。
上から流れてくる「ノーツ」が画面下のラインに重なったタイミングでタッチすると、うまく楽曲が演奏されるというシンプルな仕組み。最初は戸惑ったが、曲に合わせて指を動かすだけなので、楽譜をスラスラ読めない筆者でも気軽に音楽を演奏している気分を味わうことができた。
プレイする楽曲は、難易度が「Easy」「Normal」「Hard」の3種類からセレクト可能なことに加え、スピードも10段階で調整できる。そのため、筆者がトライしたように、難しい楽曲でもスピードを落とせばノーツのヒット率を上げられるいうこともあり得る。
バリエーション豊かな楽曲や、難易度をカスタマイズできることに加え、物語が進むにつれて変化する幻想的なアニメーションも魅力だ。単純に音楽を奏でるも、腕を上げるも、物語を進めるもよし。さまざまなアプローチで楽しむことができる。
(文・写真/大川晶子)
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