新しいiPhone Xは、はたして買いなのか? 「すべてのiPhoneを買い替えてきた男」であるライターのジャイアン鈴木氏が、Xの新機能を細かくチェックしつつ、アドバイスする。

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 アップルはiPhone誕生10年の節目の年に、これまでの集大成、そして次の10年の始まりのモデルとして「iPhone Ⅹ」を9月13日に発表した。ナンバリングを一気に「Ⅹ(10)」にしただけあって、iPhone Ⅹにはフルモデルチェンジが施されており、多くの新機能が追加されている。

 今回の発表会では正統進化モデルとして位置づけられる「iPhone 8/8 Plus」もリリースされているが、この記事ではiPhone Ⅹに話題を絞って、追加された新機能の「使い勝手」について検討してみたい。

iPhone Ⅹのプレゼンテーションでは、新機能が16項目も列挙された
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保護ケースは付けないほうがいい?

 iPhone Ⅹ外観上最大の特徴は、なんと言っても「5.8インチSuper Retinaディスプレー」。上部にセンサーを配置するために切り欠きは存在するが、ホームボタンを取り除くことで、前面がほぼ全面ディスプレーとなっている。

 上下のベゼルを排除したことにより、黒枠がほとんど目に入らなくなるため、コンテンツへの没入感は格段に深くなっているはずだ。

 iPhoneとして初めて搭載されたOLED(有機EL)パネルの画質にも期待大。輝度や色域はiPhone 7/7 Plusから変わっていないが、コントラスト比が従来機種の1300:1から1000000:1へと大幅に向上しているので、引き締まった黒と深みのある色を魅せてくれるはずだ。

 iPhone Ⅹの全面ディスプレーは相当目立つはずなので、大人げないが、周囲の人へ積極的にドヤりたいところだ。しかし保護ケースを装着すると左右ベゼルがそれぞれ2〜3mmほど太くなってしまうので、せっかくの全面ディスプレーが台無しになる恐れがある。

 iPhone Ⅹには、これまでスマホに使われた中で最も耐久性の高いガラスと、医療に使用されているものと同じグレードのステンレススチール製ボディーが採用されている。本体にケースを付けず、積極的にはだかで使っていきたいところだ。

Xではボディーの曲面に合わせて、ディスプレーの角もカーブを描いている
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iPhone Ⅹは前面、背面両方にガラス素材が使われている。アップルは「これまでスマホに使われた中で最も耐久性の高いガラス」とうたう
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