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 20年以上デスクワークを続けてきた筆者は慢性的な腰痛に悩まされている。正確には痛みではなく、ひどい腰のコリが主症状で、毎日のストレッチポールでの腰ほぐし運動が欠かせないほど。

 そこで今回、立って仕事ができる机「スタンディングデスク」になる、オカムラ(岡村製作所)の電動上下昇降デスク「スイフト」のレビュー依頼があった際に、喜んで引き受けた次第だ。

 オカムラによれば「2時間座り仕事を続けるよりも、1時間ごとに10分から40分の立ち仕事を加えたほうが、『腰の痛み(違和感)』に対する自覚症状が軽減するという研究結果が出た」という(公益財団法人 大原記念労働科学研究所と岡村製作所の共同実験より)。これであれば、長年の悩みである腰痛を軽減することができるかもしれない。

オカムラの電動上下昇降デスク「スイフト」約15万円前後(税込み)~※組み立て作業費が別途必要
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筆者が愛用している腰ほぐし運動用アイテム。上が「ストレッチポールEX」9000円前後、下が「ランブルローラー」7000円前後。自分の体重で力強くこりをほぐせる。自転車競技の元プロ選手から、遠征の際に携帯していたと教わったアイテムだ。スイフトとはまったく関係ないが、腰痛に悩む人のためにご紹介しておく
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立っても座っても使える

 スイフトは内蔵する電動モーターで650〜1250ミリの範囲で高さを調整できる上下昇降デスクだ。固定式のスタンディングデスクと違い、立ち姿勢でも座り姿勢でも自由なポジションで利用できるというのが売りだ。

 本製品は、天板の形状・カラーや、本体カラー、奥行き(675、775ミリ)や幅(1150、1350、1550、1750)などを自由に組み合わせることが可能だ。

 今回オカムラから借用したのは、天面手前が下向きに傾斜しているスムースフォルムエッジタイプ、天板カラーと本体カラーはホワイト、インジケーター付きコントロールパネル、幅1150ミリ、奥行き675ミリという仕様の「3S20AD」モデルだ。組み立て作業費を除いた税込み価格は約15万円前後となる。

 オフィスインテリアメーカーの製品だけに、天板にコンセントを設ける「コンセントユニット」、周囲の空間を仕切るラウンドパネルやブース、PCディスプレーを装着する「M2モニターアーム」など多くの純正オプションパーツが用意されている。互換性を気にせず購入できるので、純正オプションパーツが充実しているのは嬉しいところだ。

自室に置くなら本体カラーをブラック、天板カラーをネオウッドダークという落ち着いた組み合わせもよいだろう
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天板の形状、奥行き、幅の組み合わせを自由に選べる。天板と本体のカラーは型番を選んだあとに、注文時に選択する
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天板が上下昇降するスイフトは電源ケーブルやLANケーブルの取り回しが難しい。「電源+LANコネクター DD886Y-GA45」を装着しておくと、PCなどを利用する際に無理にケーブルを配線する必要がなくなる
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予想を上回るヒットに

 このスイフトは2015年1月に発売され、オフィス向けの上下昇降デスクとして人気を博してきたが、予想を上回るヒットとなり、現在では楽天市場などで個人でも自宅用に購入できる。

 また現在、クラウドファンディングサイト「+Style」では、同サイトを通じた自宅バージョン販売に向けた意見を募集しており、近日リリース予定のスイフト専用iPhoneアプリ「+Standing App」が紹介されている。時期や価格は未定だが、+Standing Appは通信ユニットを追加することによって、これまで発売されてきたスイフトでも利用可能となる予定だ。

スイフト専用iPhoneアプリ「+Standing App」からは、リモートでの上下昇降だけでなく、利用時間、天板高さ、立った回数・時間などのログを取得し、グラフなどで振り返ることが可能だ
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