ホームボタンがなくても、ホーム画面への復帰やロック解除はスムーズ

 iPhone Xではホームボタンが廃止されたことも大きなトピック。これが操作性にどんな影響を与えるのか試してみた。ホーム画面に戻るには、画面下部にある細長い黒いバーを下から上にスワイプする必要がある。画面の一番下まで指を移動させることになるため、片手での操作にはやや慣れが必要と感じた。その一方で、ディスプレーの表示エリアが広がったので、1画面の情報量が増えたことはメリットといえる。

 ホームボタンが廃止されたために従来のTouch IDにかわって顔認証機能「Face ID」が搭載された。認証はアッという間に終わるので、使い勝手は問題ないだろう。メガネをかけた状態や暗い場所でも認証するように設計されているというからTouch IDの代わりとして十分に使えそうだ。

標準のアプリはiPhone Xの縦長画面に対応しており、情報量が大幅に増加した印象を受ける。最下部にある黒いバーが、iPhone Xで省略されたホームボタンの代わりになるものだ
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アプリが開いている際、黒いバーを下から上にスワイプするように操作すると、アプリが閉じてホーム画面が現れる。最下段まで指を持っていかなければならないので、基本的に両手での操作が求められるが、慣れれば片手でも操作できそうだ
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Touch IDを内蔵したホームボタンが廃止されたため、ロック解除は指紋ではなく顔認識機能の「Face ID」を用いる(パスコードでのロック解除も可能)。顔の登録時は、顔を上下左右に動かして立体的にスキャンさせる仕組み
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顔のスキャンは数秒程度で完了した。Touch IDの指紋登録よりもスムーズだ。メガネをかけたり髪型が変わっても、問題なく個人を認識するという
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Face IDによるロック解除は、ロック画面を下から上にスワイプするだけで1秒もかからずに終わる。Touch IDとほとんど変わらないスムーズさで、ストレスはまったく感じなかった。季節や体質で指先が乾燥し、指紋認証で引っかかることの多かった人には朗報といえる
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上部のブラックアウトした部分には、さまざまなセンサー類を内蔵する。アンテナピクトの表示は右側に移り、ロック画面以外では左側に時刻が表示される
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上部には、通話用のスピーカーやフロントカメラだけでなく、さまざまなセンサーやプロジェクターを搭載する。これらのセンサー類を使い、人物の顔を立体的にとらえられる仕組みだ。赤外線カメラを備えるので、暗い場所でも顔を認識できる
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埋め込まれたセンサー類。黒いパネルがはめ込まれているので、外からは存在を感じさせない
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