2017年に創立100周年を迎えたニコンが主催する国際写真コンテスト「ニコン フォトコンテスト2016-2017」の授賞式が、7月27日に都内で開かれた。地球上から消えつつある文化の存在にスポットライトを当てたり、センシティブで難しい課題を投げかけるなど、「報道のニコン」として古くから多くの報道カメラマンに愛用されたニコンらしい作品が多数寄せられたコンテストとなった。

ニコン フォトコンテスト2016-2017の受賞者。ニコン創立100周年記念部門のグランプリを受賞したAnnamaria Bruni氏(中央)には、副賞としてD5の100周年記念モデルが贈られた
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応募総数は7万6000超、うち45%は29歳以下からの応募

 ニコン フォトコンテストは、「世界中の写真愛好家がプロフェッショナルとアマチュアの枠を超えて交流できる場を提供し、写真文化の発展に貢献すること」を目的に、ニコンが1969年より主催している国際写真コンテスト。第36回を迎えた今回は、“Celebration”(祝賀)がテーマの「ニコン創立100周年記念部門」、“Future”(未来)がテーマの「一般部門」「Next Generation部門」の3つの部門で作品を募集。世界約170カ国から7万6356作品の応募があった。この数字は過去最高となる。

今回のグランプリは、トータルで7万6000を超える作品の応募があったという
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ニコン フォトコンテスト2016-2017の授賞式会場には、歴代の受賞作品が展示されていた
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100周年記念モデルの機材やグッズも展示された
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D500の100周年記念モデル。ニコンダイレクトでの販売価格は35万円(税込み)
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100周年を記念してスワロフスキーで再現されたニコンI型のクリスタルクリエーション。ニコンダイレクトでの販売価格は18万円(税込み)
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 今回のフォトコンテストは、ニコン創立100周年を記念したこともあり、例年にはない特別な内容を多く設けたのが注目される。まずは、29歳以下に応募が限定される「Next Generation」部門の新設だ。これが若年層に注目されたようで、コンテスト全体の応募者のうち実に45%が29歳以下だったという。ニコン イメージングビジネスユニット マーケティング統括部長の土田貴実氏は「次世代の人にインスピレーションを与える機会となったことを感じ、誇りに思う」と述べた。

応募者の45%が29歳以下と、若々しさが目立ったコンテストとなった
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