マルチコプターとも呼ばれる「ドローン」は、昨今いい意味でも悪い意味でも注目されている。よい面では、「何万円も出してヘリをチャーターしなければ不可能だった空撮が1人で手軽にできる」という点が“空飛ぶカメラ”として写真ファンに大いに歓迎された。かたや、2015年には首相官邸や長野の善光寺、兵庫の姫路城などへの墜落が相次いで報じられ、「ドローンは危ない」「素人には扱えない」とネガティブなイメージが一般層に広まった。

 しかし、ドローンの技術はまさに日進月歩。最新のドローンは、墜落を防ぎ安全に飛行するための機能や装備を何重にも搭載することで、誰でも安定して飛ばせるように進化している。正しい手順を踏んで操作すれば、装置が故障しない限りはまず墜落しない。かつてのラジコンヘリを連想するような操縦の難しさもなく、ドローン任せでの操縦や着陸も可能なのだ。

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最新の高性能ドローンは、マニアではないファミリーでも安心して操縦や撮影が楽しめる工夫が幾重にも凝らされていた

 そこで、ドローンで世界7割のシェアを持つといわれる中国DJIの最新モデル「Phantom 4」を実際に飛ばし、安全性や操作性を確認してみた。

DJIの最新モデル「Phantom 4」。標準で4K動画撮影対応の高性能カメラを搭載する。実売価格は18万9000円前後
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