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 格安SIMは大手キャリアに比べて通信コストを抑えられるのが魅力。一方で、大手携帯電話会社のネットワークに相乗りする格安SIMでは、通信の利用が増えると通信速度が遅くなりやすい。特に、平日の12時台や夕方から夜にかけての時間帯において、その傾向は顕著だ。

 そこで、日経トレンディネットの専門サイト「格安SIMはこう選べ」では、格安SIMの通信速度の実態を探るべく、実際に格安SIMを契約して通信速度のテストを実施している。

 対象となる格安SIMは、前回の2018年4月に実施したテスト(関連記事: 「春商戦の影響は? 格安SIMの速度測定ランキング【18年4月】」) に続き、シェアや注目度が高い「IIJmioモバイルサービス(タイプD)」「楽天モバイル」「イオンモバイル」「OCN モバイル ONE」「LINEモバイル」「BIGLOBEモバイル(タイプD)」「mineo(Dプラン)」「nuroモバイル」の8つだ。

 
速度測定を実施した格安SIMの一覧
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 測定を実施した場所は、新宿駅周辺と秋葉原駅周辺(いずれも都内)の人口密集地と、地方都市の佐久平駅周辺(長野県佐久市)の3カ所。通信速度が比較的良好な9時台と、通信速度が遅くなる12時台および18時台に測定。測定日は平日で統一し、都内の2カ所は6月18日(月)、佐久平駅周辺は6月15日(金)に実施した。

都内2カ所での測定は6月18日に実施。この日の都内は雨が降ったりやんだりの繰り返しで、春と夏の行楽シーズンに挟まれた時期でもあるためか、通勤以外の人通りは少なめに感じられた(新宿駅南口・バスタ新宿にて撮影)
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筆者が住む長野県佐久市では6月15日に測定。わずかに雨がぱらつくような曇り空だったが、この時期は天候にかかわらず人通りは少なめだ(佐久平駅前にて撮影)
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 今回の測定ではASUS(エイスーステック・コンピューター)の「ZenFone 4(ZE554KL)」8台を使い、通信速度の計測には速度測定アプリのRBB SPEED TESTを用いた。各地点で5回ずつ速度を測って平均値を算出し、最大値と最小値も併記している。

 ただ、速度測定アプリで測れるのは設備が発揮できる最大の速度だ。格安SIMではアプリに応じて通信帯域を調整することもあり、体感速度と測定結果が一致しない場合もあるため、実際の使用環境の指標としてYouTubeの動画再生時における通信速度も記録している。

 計測方法は以下の通り。Lufesu Inc.の「通信速度モニター」を用いて1秒ごとの最大通信速度を画面上に表示した状態で動画を再生し、その様子をHecoratの動画キャプチャー「AZスクリーンレコーダー」で記録。AZスクリーンレコーダーで録画された動画を再生して1秒ごとの通信速度を目視で集計し、動画の読み込みが終了するまでの平均速度を算出している。

 前回の1位は、YouTube再生時の下り平均速度7.40Mbpsを記録したOCN モバイル ONE。2位はmineo(同5.85Mbps)、3位はLINEモバイル(同5.21Mbps)だった。春商戦とゴールデンウィークが終わり、新規ユーザーの増加ペースも落ち着いてきたであろう今回の測定は、どのような結果になるだろうか。