落ちたらヤバイ? 地上200メートルの一本橋

 「VR ZONE SHINJUKU」のキャッチフレーズは「さあ、取り乱せ」。ここからも分かるように、絶叫系のアクティビティが中心で、施設内には楽しそうな声が響きわたっているのが印象的だ。

 最初に体験したのは「極限度胸試し 高所恐怖SHOW」。内容は「地上200メートル、ビルの屋上から突き出した板の上を歩いて、先端でうずくまっている子猫を連れて帰る」というもの。シンプルだがVRの醍醐味が詰まっている。

 VRゴーグルを装着する前に実際の板を見ると、十分な幅があり、背景もCGと分かっているので“楽勝”と感じる方も多いとは思うのだが――。

現実の装置を見ただけでは本当に怖さを感じるのか分からないが――
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 準備ができたら、いざ地上200メートルへ。映像は思ったよりもリアルで、一歩踏み出すと足が震え始めた。「現実じゃない」と言い聞かせたが、体はそうは思っていない。止まったが最後、次の一歩が中々踏み出せなくなる。

 さっそうと猫を抱えて帰還するつもりが、結局はすり足で進み、頭から鷲づかみにして、逃げ帰るような結果となった。施設によれば、四つん這いになったり、動けなくなったりと、リタイアしてしまう人も少なくはないという。没入感に関しては満点、終わった時に思わず「怖かった~」と口にしてしまった。

実際に見えている画面。猫がいるのでどうしても真下を見なければいけない。高所恐怖症でなくとも怖いシチュエーションだ
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