2016年6月22~24日の3日間、東京ビッグサイトで「第24回 3D&バーチャルリアリティ展(IVR)」が開催された。最先端の3D技術や超高精細の映像技術が一堂に出展し、その場で体験できるというもの。B2B向けの専門技術展で一般消費者向けではないが、一般消費者にとっても興味深い技術や商品の展示もあった。このなかから、最近注目度が高まっている「VR(バーチャルリアリティー)」についての展示をいくつか紹介しよう。

東京ビッグサイトで2016年6月22~24日の3日間開催された「第24回 3D&バーチャルリアリティ展(IVR)」
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「Gear VR」だけじゃない!? 低価格VRスコープが近日登場

 会場では最新のVR用機器が多数並んでいた。今、VRを実現するデバイスとして一般的になりつつあるのは、頭に装着してVRの世界を体験できるVRヘッドマウントディスプレー。米Oculus VRの「Oculus Rift」や台湾HTCの「HTC Vive」、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが10月に発売する「PlayStation VR(PS VR)」などがそれに当たる。

 しかしOculus RiftやHTC Viveは処理性能の高いパソコンが必要で、VRヘッドマウントディスプレーとパソコンを一式そろえると数十万円に上ってしまう。PS VRはPlayStation 4が必要になり、一式そろえると約9万円ほどになる。それをより手軽に実現するのが、スマートフォンをディスプレーにしてVRを楽しめる簡易型VRヘッドマウントディスプレーだ。

 簡易型VRヘッドマウントディスプレーとしてはサムスン電子がGalaxyシリーズ向けの「Gear VR」を販売しているが、3D&VR展では英Proteus VR Labsの「Freefly VR」が展示されていた。こちらは4.7インチから6.1インチまでのスマートフォンを装着できるようになっている。iPhoneやAndroidスマートフォンに市販のVR対応アプリをインストールすることで手軽にVR体験ができる。本体には電源は一切ないが、スマートフォンをワイヤレスで操作できるBluetoothコントローラーが付属する。

英Proteus VR Labsの「Freefly VR」。価格は1万円程度になりそうとのことだった
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Gear VRと違ってiPhoneなど数多くのスマートフォンで利用できるのがうれしい

 段ボールで作った超お手軽VRスコープに比べるとかなり装着感がよく、価格は1万円程度になりそうとのこと。Galaxyシリーズ以外のスマホユーザーにとっては興味深い製品ではないだろうか。