以前のiPadと比べると?

 10.5インチのiPad Proでは、ベゼルが上下左右ともに狭くなっている。いわゆる「狭額縁」と呼ばれるデザインで、以前からテレビやパソコン、スマートフォンなどでもトレンドになっている。

 見た目の格好よさだけでなく、本体の大きさを9.7インチモデルからあまり変更せずに10.5インチのディスプレーを搭載することにも貢献している。

 狭額縁デザインは、動画を見るにも具合がよい。画面の縦横比が4:3のiPadで16:9のコンテンツを見ると上下に黒い帯が付くので締まらない感じになっていたのだが、狭額縁化されたことでかなり軽減された。

 10.5インチiPad Proを使い始めて1カ月以上が過ぎた。当初はiPad mini+Bluetoothキーボードの環境と使い分けようと考えていたのだが、Apple Pencilとの組み合わせが快適で、iPad miniをほとんど使わなくなった。外に持ち出すのも10.5インチiPad Proだ。Smart Keyboardも使っているが、Apple Pencilで済むことが多い。

 従来iPadの9.7インチ画面より大きくなったことで意外なほど用途が多様になった。10.5インチディスプレーの搭載は正解だったと感じている。12.9インチモデルでできる用途もある程度カバーできるはずなので、12.9インチモデルを検討している人も一度手に取って使ってみるとよいだろう。

10.5インチiPad Proでは画面周囲のベゼルが狭く今風のデザインになった。16:9の動画を表示したときの余白が減り、コンテンツがより大きく表示される
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(文/伊藤 朝輝)