カメラの性能がiPhone 7と同じに

 新iPad Pro搭載のカメラは、背面、正面ともiPhone 7と同じスペックになっている。背面カメラは12メガピクセルで開口部f/1.8。光学手ぶれ補正も搭載。正面カメラは画素数自体も5メガピクセルから7メガピクセルにアップした。

 タブレットに搭載されるカメラにここまでの性能が必要なのか、と疑問もあった。しかし、打ち合わせ中のメモに使っていたiPad Proで、そのまま写真を撮っても十分きれいに写るので重宝している。レンズが明るくなって光学手ぶれ補正が付いているため、多少暗くても難なく撮れる点もよい。

 画面も明るく(600ニト)、表現できる色の範囲も広くなっている(P3広色域ディスプレイ)。写真を撮るにも見るにも新iPad Proはいい端末だ。

 指紋認証の「Touch ID」も違う。新iPad Proは、iPadでは初の採用となる、iPhone 6s、7に採用されている最新(第2世代)のものが搭載されている。反応は非常に早い。

打ち合わせ中にメモに使っていた新iPad Proで撮影。12メガピクセルで開口部f/1.8。光学手ぶれ補正も搭載と現段階で最高のiPhone 7と同じ性能だ
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純正キーボードの使い心地は?

 Smart Keyboardは画面カバーにもなるiPad Pro専用の純正外付けキーボードだ。独自端子のSmart Connectorを使って物理的に接続するため、Bluetoothのようにペアリング作業が要らず、充電も不要だ。

 カバーの材質やキーのスイッチなどはこれまでと同じだが、新iPad Proと同時に登場したSmart KeyboardにはJIS配列も用意された。日本国内で一般的に販売されているMacとほぼ同じ配列で日本語入力できる。Windowsユーザーが使っても違和感は小さいだろう。

 搭載されているキーはストロークが浅いので、普通にタイプしていると強く打ちすぎてすぐに指先が痛くなってくるかもしれない。軽くタイプしても十分反応するが慣れが必要だ。

 筆者が最も不都合に感じたのは、iPadの角度を変更できない点だ。膝の上に乗せてタイプする場合もよくあるので気がかりだったが、試してみるとiPadの重さでキーボードの手前が少し浮き、iPadが見やすい角度で安定した。

 しかし、低いテーブルで使う時には、もう少し浅い角度に調節できたら肩も凝らずに使いやすい。このあたりはサードパーティ製のキーボードの登場に期待したい。

新iPad Proに合わせてJIS配列のSmart Keyboardが登場。[英数][かな]キーでの入力切替や縦長の[Return]キーは、日本のMacユーザーだけでなく、Windowsユーザーにも違和感は小さいだろう
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