[画像のクリックで拡大表示]

 大手携帯電話会社(大手キャリア)より安い通信料金でスマホが使える格安SIM。通信料金を節約するために、大手キャリアから乗り換えを検討している人や、すでに乗り換えた人も多いだろう。

 ただ、格安SIMと大手キャリアでは、音声通話に大きな違いがある。例えば、「通話定額」プランが一般的な大手キャリアとは違い、格安SIMの通話料は30秒当たり20円の従量制が基本。使い方によっては、大手キャリアより割高になる場合がある。

 では、音声通話対応の格安SIMを選ぶとき、どんなことに注意すればいいのだろうか。また格安SIMの通話料を下げるにはどんな方法があるのだろうか?

 そこで、格安SIM選びをサポートする日経トレンディネットの専門サイト「格安SIMとSIMフリースマホの選びかた」では、音声通話対応の格安SIMを使うにあたり、知っておきたい6つのポイントを解説する。

音声通話対応の格安SIM、6つのポイント
【1】「データSIM」は(基本的には)選ばない
【2】格安SIMでも留守電やキャッチホンが使える
【3】電話番号を引き継ぐときの費用は?
【4】「データSIM」でも通話できる
【5】通話料を下げる方法は?
【6】おすすめの音声通話SIMは?

【1】「データSIM」は(基本的には)選ばない

 格安SIMには大きく分けて2つの種類がある。1つは「音声通話SIM」。070・080・090の携帯電話番号で音声通話の発着信をしたり、LTEや3Gのネットワークを経由してデータ通信できる。

 もう1つは「データ通信SIM」。データ通信はできるが、携帯電話番号による音声通話には対応していない。別途SMS(ショートメッセージサービス)オプション(月額120円〜150円)を契約することで、短いテキストを送受信するSMS機能を利用できる。

 音声通話SIMとデータ通信SIMで利用できる機能を、以下の表にまとめた。

音声通話SIMとデータ通信SIMの機能対応表
[画像のクリックで拡大表示]

 同じ通信会社で比べた場合、データ通信SIMの料金プランのほうが月額700円前後安いが、データ通信SIMはスマホにセットしても音声通話が使えない。格安SIMで音声通話をしたければ、まずは音声通話SIMを選ぼう。ただ、データ通信SIMで通話する方法もあるため、後で解説する。