「スマホをサカサにして撮ればいいんだよ」。先日、ある日本酒マニアの友人と酒を酌み交わしていたときに、こんな知恵を彼から授かった。そう、一升瓶のラベルを撮影するなら、レンズが下側になるようにスマホを天地反転させれば、かっこよく記録できるというのだ。

え?スマホをサカサにして撮るの?

写真●日本酒のラベルはスマホのレンズを下側にするとかっこよく撮れる
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 メニューにそれなりの日本酒がラインアップしている店なら、サーブしてくれる際には必ず一升瓶ごと持ってきてくれる。そして店員さんからうんちくを一通り仕入れたら、一口飲み、そして今どきはパシャリとラベルを撮影する客は少なくない。

 というのも、ラベルの写真を頼りに1万件近い日本酒データベースから今飲んでいるものを瞬時に検索し記録しておける便利な時代になったからだろう。元サッカー日本代表の中田英寿さんが監修したスマホアプリ「Sakenomy」がその代表で、私もヘビーユーザーの一人だ。

 確かにサカサにして撮ると、一升瓶に向かって水平にスマホを構えることができ、ラベルが見やすい写真になる。極端に下からあおるように撮れば、ビンが天に向かってそびえるようで、なかなかカッコイイ。なるほど。天地反転させるなんて思いもつかなかった発想だけに、私にはとても新鮮だった。先入観はよくないなぁ、とちょっと反省も。

 以来、聞きかじったばかりのサカサ撮りテクを、ドヤ顔で別の友人にうんちくを垂れてていたりするのだが…。

六本木で無線LANを当たり前に使う外国人たち

 さて、日本酒は世界的なブームになりつつあるようで、蔵元見学のために日本を訪れる外国人も最近は少なくないのだとか。確かに4月に六本木で行われた日本酒イベント「CRAFT SAKE WEEK」は、昨年に比べて外国人比率がグッと高まった印象が強かった。

 ふと気付いたのだが、そんな彼らはそろって自国にいるごとくスマホを会場でいじっている。日本酒を買いに行きすがら、何人かの手元をこっそり盗み見ると、扇形の無線LAN接続済みのアイコンが表示されている。どうやら、六本木ヒルズのフリーWi-Fiにつないでいるようだ。