この記事は「日経トレンディ」2016年6月号(2016年5月2日発売)を再構成し転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。

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 初めての場所にクルマで行くときに欠かせないカーナビ。新車購入時のカーナビ装着率は高まっているが、スマートフォンの通信機能を生かした「ナビアプリ」も進化を続けている。そこで今回は、無料で使えるナビアプリを比較した。

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 2005年に日本語版が公開されたグーグルの地図アプリ「Googleマップ」は、10年からナビ機能を搭載。また、14年にはヤフージャパンから「Yahoo!カーナビ」が登場した。どちらもiOS、アンドロイドに対応。スマートフォンやタブレットで利用できる。

ルート検索結果が分かりやすいヤフー

 実際に試してみたところ、まず違いが出たのがルート検索の結果表示だ。

 グーグルは、複数の推奨ルートがそれぞれの所要時間とともに地図上に表示される。目的地にもよるが、ルートは一般道路と有料道路が混在したもの。一般道路のルート結果だけにしたい場合は、「経路オプション」から「高速道路を使わない」にチェックを入れる必要がある。

グーグルは推奨ルートを青で表示。その他の候補をグレーで表示し時間差もわかる。推奨ルート上の渋滞地点もわかりやすいが、料金などは表示しない
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ルート上で曲がる交差点は名称も表示。右折・左折だけでなく、直進の表示もある。ただし、車線案内がないため、大通りでは不安も感じた
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 一方ヤフーは、推奨ルートの「おすすめ」と「高速優先」「一般優先」が分けて表示され、所要時間の他、高速道路を使う場合の料金も表示される。一般的なカーナビに慣れている人であれば、ヤフーの方が違和感なく使えそうだ。

ヤフーでは複数のルートが提案され、高速道路を通るルートでは料金なども表示される
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建物などが3D表示できる。交差点名も大きくわかりやすい
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 高速道路を走った場合の表示も異なる。グーグルは高速道路も一般道路も同じ地図表示のままだが、ヤフーは料金所やサービスエリアの名称などをルート順に表示。インターチェンジの入り口を立体表示するなど、高速道路を走る際のわかりやすさではヤフーに軍配が上がる。

ヤフーは高速道路走行時に画面表示が変わる。次のポイントまでの距離がわかりやすい
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