低価格4Kブーム継続。大手との差は数万円

 2017年にドン・キホーテが50インチで5万円台という製品を出したことで生まれたのが、家電量販店などのプライベートブランドをはじめとした“格安4K”液晶だ。

 ドン・キホーテは2018年5月1日に、格安4Kテレビの第4弾となる「HDR対応 ULTRAHD TV 4K液晶テレビ」(50/55/60型)を発売。50型で5万4800円と大手メーカーを下回る価格で展開している。他社ではノジマの「ELSONIC ECC-TU49R3」が49型で5万8104円(税込み)、ゲオで販売されるグリーンハウスの「GH-TV49B-BK」が49型で4万9800円と、ライバルも多数参戦している。

格安4Kの先駆者ドン・キホーテの格安4K50型モデル「LE-5001TS4KH」
[画像のクリックで拡大表示]

 大手メーカー製と比べると色のバランス、地デジの画質は落ちるが、大型4Kテレビが10万円以下で買えるのはやはり魅力だ。ただし、大手メーカー製のテレビも型落ちで10万円を割り込むので、画面サイズと価格だけでなく画質や音質も踏まえて選びたい。

 ハイエンドは有機EL、ミドルクラスは大手メーカー製の4K液晶、さらに格安の4K液晶と、すみ分けが進んできたのが今季の薄型テレビ市場だ。冬商戦では12月にスタートする新4K8K衛星放送、8Kスーパーハイビジョンテレビに対応する超ハイエンドクラスの発売が予想され、最高画質をめぐる本戦となるだろう。

折原一也
折原一也 AV専門誌やWeb、モノ雑誌で活躍する映像と音を扱うAV評論家。2009年よりVGP(ビジュアルグランプリ)審査員。