OVER FENCEが2017年5月18日に配信を開始したNintendo Switch向けゲーム『バトルスポーツ めく~る』(税別980円)。このゲームを作ったのは、社員わずか39人の小さなパブリッシャーだ。新しい据え置きゲーム機の発売から2カ月後という時期に、このような小さなパブリッシャーから新作ゲームがリリースされるというのは、極めて異例のこと。同社は、いかにしてNintendo Switchでのソフトリリースを決断し、いち早く優れたソフトを生み出すことができたのだろうか? 

 『バトルスポーツ めく~る』は、4人まで同時にプレーできる対戦型パーティーゲームで、友達同士で、兄弟で、そして親子でも楽しめる可能性を秘めている。ルールはとてもシンプルだ。使用するのは左スティック(キャラを移動させる)とワンボタン(キャラをヒップドロップさせる)だけ。マス目状のステージを移動しつつヒップドロップすると、周囲のパネルが、ぱたぱたぱた……と反転し、それらのパネルが自分の色に塗り替えられていく。反転したパネルに敵キャラが乗っていれば、そのプレーヤーをふっ飛ばすこともできる。こうして他のプレーヤーの邪魔をしながら、自分の色のパネルを増やしていくのだ。

 基本となるのは、制限時間終了時に、もっとも自分の色のパネルが多かった人が勝利となる「たくさんめく~る」というモード。他にも敵キャラをふっ飛ばした回数を競う「とばしまく~る」や、ライフ制の生き残りを懸けた「かちのこ~る」など、いくつものモードが用意されている。どのモードも、年齢やゲームの腕を問わず、直感的にゲーム内容を理解でき、すぐに白熱かつドタバタ感満載のバトルが楽しめる。画面構成がシンプルなため、テレビの大画面はもちろん、テーブルモード(Nintendo Switch本体のテーブルに置いて遊ぶモード)でもストレスなく楽しめるのもいいところだ。

 4月13日に公開された任天堂の公式プロモーション映像「Nintendo Direct」の中でも、数多くの大手パブリッシャーの新作群を抑え、5番手で紹介された。『バトルスポーツ めく~る』より先に紹介されたのは、任天堂の看板タイトル『スプラトゥーン2』と『マリオカート8 デラックス』、そしてともにシリーズ累計1000万本を超える人気タイトル『ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ』と『ドラゴンクエストX オンライン』のみ。企業体力がないため、これまでコンシューマーゲーム市場を断念してきた弱小メーカーが、アイディア一発で、これらのスーパーブランドタイトルと肩を並べて紹介されるという躍進を遂げたのだ。

マス目状のステージで、ライバルを妨害しながらの陣取り合戦を楽しめる、Nintendo Switch配信専用ソフトの『バトルスポーツ めく~る』(販売元:OVER FENCE/価格 980円(税別))
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ステージそのものが揺れるといった仕掛けも。ゲームが始まるやいなや、どったんばったん大騒ぎだ
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