オンキヨー&パイオニアマーケティグジャパンは2017年5月12日、耐衝撃・防水のSIMフリースマートフォン「CAT S40」を発表した。大型建築機器を手がける米キャタピラー社の「CAT」ブランドを冠した製品で、海外では米Cat phones社が販売中だが、日本での取り扱いは初となる。高さ1.8mからコンクリートの地面への落下試験をクリアする耐衝撃性能や、動作温度(-25~55℃)など、米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810G)に準拠。水深1mで60分浸しても起動できるなど国際的規格「IP68」レベルの防水・防塵性能も備える。5月下旬から一部の量販店で販売する予定だ。

SIMフリースマートフォン「S40」
[画像のクリックで拡大表示]

 CATブランドということで、建築現場など屋外作業が多い現場で使うような印象を受けるが、海や川、山などでアウトドアを楽しむ人にも向いている。電車などでよく液晶画面がひび割れたスマホを使っている人を見かけるが、実際一般的なスマホは衝撃などに強くない。このため、以前より耐衝撃・防水スマホは数機種出ている。だが、SIMフリースマホとなると、現在は富士通の「arrows M03」ぐらいしかない。さらに、グローブでの操作や落下時の衝撃を吸収する形状など、使い勝手も考えたSIMフリースマホとなると、事実上このS40だけだ。標準的な製品が多いSIMフリースマホ市場で、頑丈さという1点で突き抜けた個性的な製品といえる。

 今回、実機を試す機会を得られた。さっそく紹介していこう。