43型の4Kテレビをパソコンのディスプレーとして使ってみるとどうなる? ライターのジャイアン鈴木氏が詳しくチェックした。

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27型ディスプレーに後悔したワケ

 筆者は2016年1月、Windowsのデスクトップパソコン用として、21型のフルHDディスプレーから、27型の4Kディスプレーに買い換えた。しかし、箱から出した瞬間に激しく後悔した。

 製品自体に責任はなく、輝度300cd、応答速度5ミリ秒、色域はsRGBを99%カバーとスペック的にも申し分ない。気に入らなかったのはすごく単純な話で、購入前に想像していたよりも27型は大きく見えなかったのだ。これなら、購入前にダンボールで型紙でも作ってシミュレーションすればよかった。

 ただ、製品に欠陥がないのに返品するわけにも行かない。結局21型のフルHDディスプレーを引退させず、27型ディスプレーとのデュアルディスプレー環境でこれまで利用してきた。

 しかし、サイズと解像度の異なる画面によるデュアルディスプレー環境は、ウインドーを行き来させる際には実に気持ち悪い挙動となる。4KからフルHD、フルHDから4Kディスプレーへとウインドーを移動させると、それぞれのデスクトップサイズと実際に表示されるサイズに合わせて、ウインドーのサイズ変更が必要となる。つまり、デスクトップはつながっていても、両ディスプレー間でウインドーを移動した際に必ず一手間発生する。これは結構なストレスだ。

 このストレスを抜本的に解決するために筆者が思いついたのが「43型の4KテレビをPC用ディスプレーとして使う」こと。43型であれば現在使っている仕事用デスクにぴったりのサイズだし、広さも十分実感できそうだ。

 しかし、27型の4Kディスプレー購入で痛い目に遭っているからには、今回は同じ轍を踏みたくはない。そこでメーカーから4Kテレビを借りて、パソコンのディスプレーとしても使えるかどうかチェックしてみた。

ここ1年はLGエレクトロニクス「27UD68-W」、AOC「AOC 2436Vwh」のデュアルディスプレー環境で仕事をしてきた。5年以上使っている「AOC 2436Vwh」はバックライトがへたっているのか、かなり輝度が暗くなっていることも、今回ディスプレー環境を一新するに至った理由だ
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