実力派がそろう10000mAhモデル

 10000mAhモデルは、軽さや価格競争が激しく、お得な製品が多い。Androidスマホで急速充電規格Quick Charge 3.0対応モデルを利用している人には、最後に紹介するQuick Charge 3.0対応の「Anker PowerCore II Slim 10000」もお薦めしたい。

●迷ったらコレ 「cheero Power Plus 3 10050mAh」

「cheero Power Plus 3 10050mAh」(2500円前後)/バッテリー容量:10050mAh/出力:5V/2.4A(2ポート合計)/入力:5V/2A/サイズ:92×62×23mm、192g/カラー:ホワイト、ブラック、ローズゴールド
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 cheeroの「cheero Power Plus 3 10050mAh」は、容量10050mAhの製品では軽量な192g。USB端子を2つ搭載し、しかもいずれもスマホごとに最適な充電モードに切り替える「AUTO-IC」に対応している。上品なデザインと価格の安さもあって、10000mAhクラスの製品なら「取りあえず、コレ」といえる定番モデルだ。

 デザインはcheero Power Plus 3シリーズの共通の丸みを帯びたデザインに、派手すぎない白色LEDや押しやすい大型のボタンを搭載。カラーはホワイト、ブラック、ローズゴールドの3色から選べる。

●最軽量178g 「700-BTL029W」

「700-BTL029W」(2280円前後)/出力:5V/2.4A(2ポート合計、1ポートあたり最大2.1A)/入力:5V/2.1A/サイズ:63×21×101mm、178g
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 10000mAhクラスのモバイルバッテリーは各社とも最軽量を目指すモデルを発売しており、近年だと「Anker PowerCore 10000」に180gという製品がある。ただし、これはUSB端子が1つだけ。サンワサプライの「700-BTL029W」は若干ながらより軽い178gでUSB端子を2ポート搭載した。

 2つのUSBポートのうち、スマホの自動認識機能があるのはポート1のみで、かつ1ポートの最大出力は2.1Aに抑えられている。それでも実用上はさほど問題にならないだろう。販売は直販の「サンワダイレクト」のみの扱いだが、とにかく軽い製品が欲しい人は注目だ。

●Quick Charge 3.0対応 「Anker PowerCore II Slim 10000」

「Anker PowerCore II Slim 10000」(3000円前後)/バッテリー容量:10000mAh/出力:5-6V/3A、6-9V/2A、9-12V/1.5A/入力:5V/2A、9V/2A/サイズ:137×66×16mm、210g
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 近年の高性能Androidスマホの多くは「Quick Charge 3.0」という急速充電規格に対応している。同規格に対応しているスマホを同じく対応の充電器から充電した場合、機種にもよるが充電速度が約3割ほど速くなる。

 アンカーの「Anker PowerCore II Slim 10000」は、このQuick Charge 3.0に対応しながら、重さ210gのコンパクトボディーを実現したモデルだ。スマホ側がQuick Charge 3.0対応なら、microUSBケーブルとUSB Type-Cケーブルのどちらでつないだ場合でも急速充電できる。なお、USBポートは1ポートのみ。

本体サイズは、重ね持ちしながらスマホを利用できるサイズに収めている
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 急速充電はモバイルバッテリー自体の充電にも利用できる。一般的に10000mAhのモバイルバッテリーを0%から100%まで充電するのにかかる時間は約6時間だが、PowerCore II Slim 10000を同社のQuick Charge 3.0に対応した急速充電器で充電すると、約4時間で充電が完了する。Androidスマホを使っていて、Quick Charge 3.0対応充電器を持っている人には最適の製品だ。

●LightningとmicroUSBケーブル内蔵 「cheero Twintail 10050mAh」

「cheero Twintail 10050mAh」(3000円前後)/バッテリー容量:10050mAh/出力:Lightning、microUSB、USB 合計5V/3A/入力:5V/2A/サイズ:109×68×22mm、225g
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 いざ、モバイルバッテリーでスマホを充電しようと思ったらケーブルだけ自宅に忘れたなどということはないだろうか。cheeroの「cheero Twintail 10050mAh」は、LightningとmicroUSBのケーブルを本体に内蔵しており、別にケーブルを用意しなくてもスマホをつないで充電できる。通常のUSB端子も使うと同時に3台の機器を充電可能だ。充電しながらスマホを使うときは、このUSB端子に長めのケーブルをつないだり、USB Type-Cケーブルをつないで3種類の端子に対応できるようにしたりすると便利だ。