容量は5000mAh以上! 10000mAhあれば安心

 モバイルバッテリーの選択基準は、バッテリーの容量と重さ、充電端子、電力の入出力スペックの3つ。中でも、バッテリーの容量と重さは重要だ。容量が多いとスマホを何度も充電できるが、その分、重く持ち歩きの負担になる。容量は持ち歩く日数や充電したい回数を考えて選ぼう。

 その際、注意すべきなのが、スマホの内蔵バッテリーが3000mAhでも、フルに充電するには約5000mAhのモバイルバッテリーが必要ということ。2000mAhの差が出る理由は、充電時の電圧の変換などで3~4割の電力ロスが発生する。この差を見越してモバイルバッテリーを選ぶ必要がある。

 また、スマホを1回分フル充電できるというのは、スマホを操作していない状態で0%から100%まで充電できるということだ。スマホを充電しながらアプリを操作すると、消費電力が増えるぶんフル充電に必要なモバイルバッテリーの容量も増える。スマホをヘビーに使う人は、容量が多めの製品を選ぶようにしよう。

モバイルバッテリーでスマホをフル充電できる回数
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 それを踏まえたうえで、毎日持ち歩くなら、容量5000mAh前後の製品がお薦め。スマホを約1回分充電できる余裕があり、重量は100g台前半と軽い。

 遠出するときや1泊程度の出張や旅行、頻繁にスマホを操作する人は10000mAh前後の製品が安心だ。スマホをおおむね2~3回フル充電できる。10000mAhは軽量化の競争が激しく、重さは200g以下と容量の割に軽い製品が増えている。

 なお、モバイルバッテリーには、20000mAh以上の大容量モバイルバッテリーは、重さが400g以上あり、毎日の持ち歩きには不向き。アウトドアや非常用電源用として使う、パソコンに充電したいといった目的がなければ不要だろう。

左から5000mAh、10000mAh、13000mAhのモデル。容量が大きいほど、大きく重くなる
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