純正キーボードの打ち心地は……

 次に、純正のカバー兼キーボード「Smart Keyboard」を使ってみた。見た目はカバーにキーボードを貼り付けたような形で、キーピッチも小さく、キーの隙間も全て布で覆われている。大きさは、MacBook Air 11型の3/4程度。決して、打ちやすいキーボードには見えない。

 しかし、実際に文字を打ってみると、その予想とは違っていた。特に違和感なく、自然にタイプできるのだ。キーストロークは確かに短いが、文字を打つ感覚は、ノートパソコンとさほど変わらない。

 スマホのフリック入力は、TwitterやLINEの投稿程度であれば問題なく書き込める。しかし、メールやFacebookメッセージのように少し長めの文を書こうとすると、入力している間に指が疲れてくる。iPadの画面上に出るソフトウェアキーボードはフリック入力よりマシだが、ハードウェアキーボードと違ってキーの位置がわかりにくいため、パソコンと同じようには入力できない。

 その点Smart Keyboardは、ハードウェアキーボードなだけに、長文もストレスなく入力できる。シリコーンケースと一緒にiPad Proに装着した場合、計748gと少し重くなるが、一般的なノートパソコンよりはるかに軽い。そんなわけで、筆者はもっぱらiPad Proを使ってメールやFacebookメッセージを書くようになった。

Smart Keyboardは思ったよりもタイピングしやすい。ノートパソコンとさほど変わらない感覚だ
[画像のクリックで拡大表示]