最新機器に対応「急速充電対応」3選

 ここ1〜2年でUSB-C(USB Type-C)端子を搭載したスマホや、USB-C向けの急速充電規格「USB PD」に対応したPC製品が増えてきた。現在の急速充電規格はAndroidスマホを中心に採用されている「Quick Charge 3.0」対応モデルが多いのだが、最新デジタル機器を使っている人にとってはUSB-Cへの対応も気になるところだろう。

 現在発売されているXperia XZなど高性能Androidスマホの多くは、USB-C端子搭載かつQuick Charge 3.0対応という製品が多い。これらの製品を急速充電したいなら、一般的なUSB端子(USB-A)かつQuick Charge 3.0対応のモバイルバッテリーを使おう。前述の大容量モバイルバッテリーの項目で紹介した「Anker PowerCore Speed 10000 QC」がおすすめだ。

Quick Charge 3.0対応のモバイルバッテリーとしては、前述の「Anker PowerCore Speed 10000 QC」が軽量かつ小型で使いやすい
[画像のクリックで拡大表示]

 急速充電非対応のモバイルバッテリーをつなぐ場合、USB-C端子のスマホとUSB-C端子のモバイルバッテリーをつなぐと最大5V/3Aの電力に対応できる。いっぽう、USB-C端子のスマホを変換ケーブルを使って一般的なUSB端子(USB-A)のモバイルバッテリーにつなぐと電力が最大5V/1.5Aに制限される。

 だが、現時点で発売されているスマホの多くはUSB-C端子のモバイルバッテリーに接続しても実際は最大5V/2Aまでという製品が多く、USB-C端子のモバイルバッテリーを積極的につなぐ意味はあまりない。現時点でUSB-C端子のモバイルバッテリーを利用する意味があるのは、最大5V/3Aに対応したNexus 5XやNexus 6Pや、出力5V/2Aのほうが安定して充電できるゲーム機のNintendo Switchなど一部の製品に限られる。

USB-C端子のモバイルバッテリーを使う意味がある製品はまだ少ない。スマホだとNexus 5XやNexus 6Pぐらいだ
[画像のクリックで拡大表示]

 最近のPC製品は、アップルのMacBook Proなど、USB PD充電器に対応した製品が増えてきた。まだ数は少ないが、USB PD対応モバイルバッテリーを使えば外出先でPCの充電が可能になる。ただ、USB PDはまだ対応製品が出たばかりの規格で、互換性の問題が出る可能性もある。購入する場合は対応機種で動作するかを必ず確認して購入するようにしよう。

最近のMacBookシリーズやPCの一部はUSB-C端子のUSB PD急速充電に対応。動作確認を取れた組み合わせなら便利に使える
[画像のクリックで拡大表示]

●Quick ChargeとUSB-Cに対応 テック「TMBQ3C-10K」

テック「TMBQ3C-10K」
[画像のクリックで拡大表示]

 Quick Charge 3.0の急速充電による出力に加えて、入力もQuick Charge 3.0に対応。モバイルバッテリーを通常のUSB充電器で充電すると約6時間かかるが、Quick Charge 3.0対応のUSB充電器で充電すると約3時間でフル充電できる。

 USB端子2ポートに加えて、USB-C端子も搭載。10000mAhモデルとしてはやや重たいが、現行のQuick Charge 3.0製品と今後増えるUSB-C対応製品のどちらにも対応できる製品だ。

Quick Charge 3.0対応スマホの急速充電に対応
[画像のクリックで拡大表示]
USB-C端子はスマホなどの充電と、モバイルバッテリー自体の充電の両方に利用できる
[画像のクリックで拡大表示]

TMBQ3C-10K
テック
http://www.tecnosite.co.jp/electronics/pc/mobilebattery/tmbq3c-10k/
実売価格/5380円前後
容量:10000mAh
出力:USBポート×2、USB-Cポート 5V/2A、Quick Charge 3.0(5V/2A〜12V/1.5A)
入力:Quick Charge 3.0(5V/2A〜12V/1.5A)
サイズ:約138 × 66.6 × 15 mm
重さ:約238 g
カラー:ブラック、シルバー、グレー

●充電器も付属 RAVPower「20100mAh QC3.0 +Type-C モバイルバッテリー」

「RAVPower 20100mAh QC3.0 +Type-C モバイルバッテリー」
[画像のクリックで拡大表示]

 Quick Charge 3.0とUSB-C端子の両方に対応した、20100mAhの大容量バッテリー。入力もQuick Charge 3.0またはUSB-Cの5V/3Aでの急速充電に対応。

 パッケージにはQuick Charge 3.0対応急速充電器が付属しているので、買ってすぐにモバイルバッテリー自体の急速充電環境が整う。大容量モバイルバッテリーと、Quick Charge 3.0対応の急速充電器がセットと考えるとかなりお得な金額となっている。

USBポートとUSB-C端子含めて、3ポートのモバイルバッテリーとして使える
[画像のクリックで拡大表示]

RAVPower 20100mAh QC3.0 +Type-C モバイルバッテリー (Quick Charge 3.0充電器付、Type-C変換アダプター付き)
https://www.ravpower.jp/20100-qc30-battery-charger-power-bank-adapter.html
実売価格/5399円前後
容量:20100mAh
出力:USBポート 5V/2.4A Quick Charge 3.0(5V/3A〜12V/1.5A)、USB-Cポート 5V/3A
入力:Quick Charge 3.0(5〜12V/2A)、USB-Cポート 5V/3A
サイズ:約170 × 79 × 20 mm
重さ:約372 g
カラー:ブラック

●USB PD対応 RAVPower「20100mAh USB-C USBハブ モバイルバッテリー」

「RAVPower 20100mAh USB-C USBハブ モバイルバッテリー」
[画像のクリックで拡大表示]

 USB-C端子を使ったUSB PD急速充電に対応している大容量モバイルバッテリー。MacBookなど対応PCと接続した場合はUSBハブとしても動作する。もしこのバッテリーでの動作確認を取れているUSB PD対応PCを持っているなら便利な製品だ。

 モバイルバッテリーとしてはUSB端子2ポートと、USB-C端子の3ポート構成。今のところ国内ではUSB PD対応スマホは出回っていないが、今後対応する製品が増えていくものと見られる。パッケージにはUSB PD相当の急速充電器も付属する。

Nintendo Switchを急速充電できた数少ないモバイルバッテリーでもある
[画像のクリックで拡大表示]

RAVPower 20100mAh USB-C USBハブ モバイルバッテリー (PD対応 USB-C充電器付 データ伝送 iSmart3.0機能搭載)
https://www.ravpower.jp/20100mah-usbc-hub-battery-charger-power-bank.html
実売価格/4999円前後
容量:20100mAh
出力:USBポート×2 各5V/2.4A 、USB-C(USB PD) 5V/3A〜20V/1.5A)
入力:microUSB 5V/2A、USB-C(USB PD) 5V/3A〜20V/1.5A)
サイズ:約170 × 79 × 20 mm
重さ:約384 g
カラー:ブラック