飛行機Wi-Fiの速度はどのぐらい出る?

 最後に、飛行機の有料Wi-Fiサービスについても軽く触れておく。機内Wi-Fiはさまざまな航空会社が提供しているが、航空会社だけでなく乗っている航空機によってもサービス内容が大きく異なるので注意してほしい。

 ANAの「ANA WiFi Service2」対応機材では、離陸10分後からWi-Fiを利用できる。支払いはクレジットカードで、30分(6.95ドル)、3時間(16.95ドル)、最大24時間(21.95ドル)から選べる。渡航時間に応じて必要なプランを選ぼう。

「ANA WiFi Service2」対応機材では、3つのプランを用意
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 利用するときは、機内Wi-Fiに接続した後、契約時に登録したアカウント情報を入力するとネットにつながる。ただし、同時に接続できる機器は1台のみ。スマホやパソコン、タブレットなど複数の機材を使う場合は、ネットへ接続するたびにログイン操作が必要だ。

 ANAの成田-バンコク便、ボーイング787-9型機で試したところ、7時間のフライトのうち最初の2時間と後半の2時間程度は利用者が多いのか下り1Mbps前後だった。だが、多くの人が睡眠をとる時間は回線が空いているのか、下り3Mbps前後で通信できた。とはいえ、下り3Mbpsといっても上りの通信速度が1Mbps以下で、応答速度もかなり長い。このため、Webサイトの閲覧ももたつく印象だ。ネット動画を見るのはまず無理。Webサイトをじっくり閲覧したり、メール、LINE、SNSを利用するためのサービスと考えた方が良いだろう。

iPhoneで接続して速度を測定してみた
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(文/島徹)