デジカメとしての性能はミニマム、夜景はシャッター速度の低下に注意

 レンズは、35mm判換算で28.5mm相当/F2.4の単焦点レンズを搭載する。従来のチェキが35mm判で35mm相当なので、やや広角寄りだ。プリントできる写真は、解像感を控えめにしつつコントラストを高めにした仕上がりで、従来のチェキと同等。富士フイルムの担当者も「チェキの雰囲気を再現するようセッティングした」と語る。

SQ10で撮影してプリントした写真。インクジェットプリンターのように解像感のある描写が得られるわけではないが、いかにもチェキらしい味のある仕上がりだ
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 メモリーに記録できるのは1920×1920ドットのJPEG画像だ。精細感はいまひとつで白飛びも多く、メーンのデジカメとして使うのには適さない。明るさが足りない夜景や室内での撮影にも注意したい。高感度は最高ISO1600までしか上がらないので、夜景はたいてい1/2秒のスローシャッターになり、容易に手ぶれしてしまう。ぶれを表現効果として生かした撮影を楽しみたいならばよいが、そうでないならばカメラをしっかり保持して撮影したい。

夜景はシャッター速度が1/2秒程度まで落ちてしまうので、うっかりしているとぶれた写真を量産することになりかねない。とはいえ、光源をうまくぶらすことで面白い撮影効果として使えそうだ
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SQ10のレンズは、ゴーストが盛大に発生しやすいのも留意点といえる。表現効果としてうまく活用できればいいが、悩まされるシーンも多そうだ
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