iPhone 7で乗り換えるなら?

 冒頭で触れたように、iPhone 7/7 PlusはSIMロック解除の義務化後に販売されたモデルであるため、購入から半年が経てばSIMロックを解除して好きな通信会社で使えるようになる。

 さらにiPhoneは大手携帯電話会社すべてのネットワークに対応しているので、SIMロックが解除できるならソフトバンク系の格安SIMにこだわる必要はない。NTTドコモやauのネットワークを使っている格安SIMを自由に選べる。

 今回の記事で試算したように、ソフトバンク系格安SIMである開幕SIMは、楽天モバイルなど他の格安SIMよりもおおむねコストが高い。月30GBまでのプランについては楽天モバイルよりも安く使えるが、余った通信容量が繰り越せない、音声付きSIM・SMSオプションが未提供など、サービスの充実度では現状今ひとつだ。

 開幕SIMは、SIMロックが解除できないソフトバンク版のiPhone 5からiPhone 6/6 Plusまでのモデルを使っている人に合うとみていいだろう。該当する世代のiPhoneを持っていて、データ通信だけで問題ないのであれば、ソフトバンクで使い続けるよりも開幕SIMに乗り換えたほうがコストを抑えられる。

 一方、SIMロックが解除できるiPhoneで乗り換えるなら、楽天モバイルをはじめとしたNTTドコモやauのネットワークを使う格安SIMをまず検討すべきだろう。

(文/松村武宏)