どちらに乗り換えるほうが得?

 では、ソフトバンクから格安SIMに乗り換える場合、開幕SIMと楽天モバイルでは、どれくらいのコスト差が生じるのだろうか。以下の表に、ソフトバンク版のiPhone 7 128GBモデルから開幕SIM、もしくは楽天モバイルに乗り換えた場合のコストを、以下の表にまとめた。なお、開幕SIMがデータ通信SIMのみを提供しているため、楽天モバイルでもデータ通信SIMで比べた。(音声付きSIMのコストは表の括弧内に併記している)

開幕SIM・楽天モバイルに乗り換えた場合のコスト試算
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 表内の「毎月のコスト」の項目は、格安SIMの月額料金とiPhoneの分割払い価格を合算した金額。乗り換えに伴ってソフトバンクの月月割は適用されなくなるため、iPhone 7 128GBモデルの場合は月額料金に毎月3852円が加算される

 また、購入から6カ月が経った時点ですぐに乗り換えることを想定して、iPhoneの分割払いが終わるまでの18カ月間のコストも試算した。

 なお、開幕SIMと楽天モバイルの各プランに乗り換えた場合の差額をわかりやすくするために、ソフトバンク契約中の6カ月分の合計コスト、乗り換えに伴う2年契約の解除料や転出手数料などのコストは省略し、開幕SIMと楽天モバイルの新規契約手数料(それぞれ3000円、3394円)のみ加算した。

 月3GBまでの通信容量を見てみると、毎月のコストは開幕SIMが5432円、楽天モバイルは4752円(音声付きSIMは5452円)。開幕SIMは楽天モバイルの音声付きSIMとほぼ同額と、データ通信専用SIMとしては割高な月額料金だ。

 18カ月間の合計コストにもこの差額が影響している。開幕SIMが10万774円なのに対し、楽天モバイルは9万円を切る8万8928円(音声付きSIMは10万1528円)となる。

 開幕SIMが割高なのは、月1GBまでや月7GBまでのプランでも同様だ。月1GBまでのプランにおけるコストは楽天モバイルの月3.1GBまでのプランとほぼ変わらず、月のコストは4732円、18カ月間の合計コストは8万8174円となっている。

 ただ、月30GBまでのプランについては、開幕SIMがお得だ。毎月のコストは開幕SIMが8832円、楽天モバイルが9302円(音声付きSIMは1万2円)。18カ月間の合計コストは開幕SIMが16万1974円、楽天モバイルが17万828円(同18万3428円)なので、開幕SIMのほうが8854円安い。