2つのセンサーを活用するデュアルカメラを搭載

 P9/P9 Plusのカメラの表現力を高める上で重要な役割を果たしているのが、そのライカと共同開発したカメラレンズと、2つのカメラを備えたデュアルカメラ機構である。ファーウェイは、昨年日本でも発売された「honor6 Plus」などデュアルカメラを備えた機種をすでに投入しているが、P9/P9 Plusで採用するデュアルカメラは、従来のものとはやや異なっている。

P9/P9 Plusはライカと共同開発したレンズを採用したデュアルカメラを搭載している
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 2つのカメラが採用しているのはいずれも1200万画素のカメラセンサーだが、一方はカラー、もう一方はモノクロのみの対応となっている。そして撮影時に2つのセンサーを組み合わせて利用することにより、明るく色合いの美しい写真を撮影できる仕組みとなっているのだ。

 またカメラセンサー自体も、前機種の「P8」より大きい1.25nm(ナノメートル)の画素サイズのものを採用している。このセンサーの採用によって、薄暗い場所などでもより明るく撮影ができるとのことだ。

カラーのセンサーとモノクロのセンサーを搭載し、この2つを組み合わせることでより明るく色合いのよい写真が撮影できるとのこと
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 オートフォーカスに関しても、レーザーオートフォーカスと、コントラストオートフォーカスの2種類を組み合わせ、さらに2つのカメラを用いて奥行きを検知することで、より高速なオートフォーカスの実現が可能になっている。さらにこの奥行き検知を活用し、撮影後に被写体のフォーカスを変更したり、ボケ味を変えたりできる機能も搭載した。

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デュアルカメラによる奥行き検知機能を活用し、撮影後にフォーカスの位置を変えたり、ボケ味を変えたりできる機能も搭載

 このほかにも、モノクロのセンサーを活用してモノクロの写真が撮影できるモードや、カメラの設定を細かく変更できるプロフェッショナルモードなども用意。手軽に美しい写真を撮影するだけでなく、より表現にこだわった撮影ができるようにもなっているのだ。