2018年1月に日本市場への参入を果たした世界第4位のスマートフォンメーカーである中国のOPPO。日本ではまだ知名度が低いOPPOだが、カメラへの注力や積極的なプロモーションで、新興国を中心に急速に人気を高めている。携帯電話・モバイル専門ライターの佐野正弘氏が中国にあるOPPOの本社を取材し、同社の強みと日本市場攻略に向けた戦略を探った。

 スマートフォン出荷台数でサムスン、アップル、ファーウェイに次ぐ4位のシェアを獲得している、中国のスマートフォンメーカー「OPPO」。そのOPPOが、今年1月末に同社のフラッグシップモデル「R11s」で、日本市場への参入を発表した。

日本に投入されたOPPOの「R11s」。明るさによって使うカメラを切り替えるデュアルカメラ機構や、AIを活用して顔をきれいに撮影するフロントカメラを備えるなど、カメラ機能に力を入れている
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 OPPOは世界的に高いシェアを持つものの、販売の中心は中国と東南アジアなどの新興国であるため、日本ではほとんど知られていない。そこで今回、中国・広東省東莞市の工場本社と、深セン市にあるOPPOの本社を訪れ、OPPOのこれまでの取り組みと戦略、日本市場に対する考え方などを聞いた。

中国・東莞市にあるOPPOの工場本社。22万平米の広大な敷地を誇り、食堂や寮、レクリエーション施設なども完備されている
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