どんな年齢でもインタラクティブなものを作りたい時にはScratchを

ミッチェル・レズニック氏
写真:都筑雅人

―― これからScratchをどのようにしていきたいですか。

レズニック氏:Scratchが成長していく方向には多面的なものがあると思っています。

 技術的には、様々なデバイスやセンサーにつながっていくようになるでしょう。タブレットやスマートフォンでも動作するようになってほしい。

 教育的には、先生が授業でScratchを使いやすくするような材料を提供したい。授業案や、オンラインでクラスを構成できるような仕組みも必要だと思います。

 またScratchを使う人をもっと広げたい。5歳から使える「Scratch Jr」というプロジェクトを進めており、今後公開できる予定です(2014年に公開)。文字を減らし、アイコンを増やしました。機能は、小さい子供でも使いやすいものに限定しました。特に「物語を作る」ことにフォーカスしています。小さい子供たちはそういうものを作るのが好きだからです。

Scratch Jr
画面は開発中のもの
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 将来、どんな年齢であったとしても、インタラクティブなアニメーションを作りたいと思ったら、まずScratchから始める。また家庭内のセンサーを使いたい、ロボットを動かしたい、何かインタラクティブなものを作りたい時にはScratchを使う。そんな存在になれればと思っています。