価格設定はやや高めながら、各社の競争に期待

 今回の新製品でもっとも低価格なのが、スタンダードシリーズの55型モデル「55C7P」だ。それでも予想実売価格は50万円前後に設定されており、各社の4K対応液晶テレビと比べてもかなり高めの価格設定となっている。だが、2016年に登場したスタンダードモデル「55B6P」は、販売開始時の価格が45万円前後だったのに対し、現在は最安値が24万円前後(税込み)にまで下がって注目度が高まっている。

新製品でもっとも安いスタンダードモデル「55C7P」。出だしの価格は50万円前後になりそうだが、商戦期の年末までにどれぐらいまで下がるかが注目される
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2016年に登場したスタンダードモデル。右の「55B6P」は最安価格が24万円前後(税込み)にまで下がり、各社の4K液晶テレビとそれほど変わらない価格で有機ELテレビが買えると話題になった
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55B6Pの最安価格推移。2016年12月前後に25万円を切ってから、23万~24万円前後で推移している 価格.comのトレンドサーチから引用、グラフの価格は税込み Copyright (c) Kakaku.com, Inc. All Rights Reserved.

 マーケティングチームの金 東建部長は「LGの有機ELテレビのキーワードは“進化と普及”。国内メーカーが4K対応の有機ELテレビを続々と出してくると思われるので、普及を進めるために競争できるところは競っていく」とコメントする。映像表現の美しさが切り札の有機ELテレビといえども、価格が売れ行きを大きく左右するのは間違いない。有機ELテレビでは後発となる国内メーカーの動向も含め、注目したい。

(文/磯 修=日経トレンディネット)