常設展も見所満載

 樫尾俊雄発明記念館は、普段から常設展もある。こちらには、樫尾俊雄氏が1957年に発明した世界初の小型純電気計算機「14-A」などが展示されている。特別展示と共に常設展も見学できるので、筆者が気になったものを少しだけ紹介する。

初期の電卓「Casio161」。今の電卓と比較するととても大きいが、今見てもポップでカッコいいデザインだ
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1990年代に最も売れたG-SHOCK。発売は80年代だったのだが、90年代に米国のスケーターカルチャーが日本に来たことで売れたという
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電話番号を記憶できた「CD-401」(データバンク)。データバンクは、近年若者の間でも「チープカシオ」として人気だが、こちらがその元祖とのこと。ちなみにチープカシオという名前だと、安っぽいイメージになるが、そうではなく、コストパフォーマンスの良いカシオという意味だそう
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腕時計かと思いきや、腕時計型カメラだそう。探偵か?
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カシオは電子キーボードなどの電子楽器も販売している。この製品は声や周りの音をサンプリングできるシンセサイザー
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 特別展示、常設展示とも、現在につながるカシオの製品が多数展示されている。電子辞書や電子楽器、時計などさまざまな製品があるが、全ての原点は電卓というところが面白い。「懐かしい」と思うものもあれば「こんなものがあったのか」と驚くものもあり、思い出と新鮮さの両方を感じることができた。世代によって感じ方もいろいろだろう。家族で訪れても楽しそうだ。

(文・写真/志田彩香)