その日の気分で香り調合するアロマディフューザー

 ITとは少し縁遠いイメージがある資生堂だが、2つのプロトタイプを展示。ひとつはIoT型のアロマディフューザー「Bliscent」。いくつかの質問に答えると、その人の気分に合った香りを調合してくれる機能を備える。もうひとつは「TeleBeauty」で、こちらは遠隔地の方とビデオチャットをする際などに、相手に化粧した顔を送信するというもの。資生堂らしい発想で、女性は欲しい人が多いのでは?と感じた。

その日の気分によって香りを調合するアロマディフューザー「Bliscent」。スタートアップのドリコスと共同開発した
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香りの調合にはスマホからいくつかの質問に答えるだけでいい
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 このほかにもMeet Japanの展示は盛りだくさん。富士通やリコーなどの有名企業に加えて、国内のスタートアップの展示も興味深いものが多かった。出展者から「世界のさまざまな人の意見を聞くことができた」という話が多く聞かれた。実際、パナソニックのように来場者に、どのプロトタイプに一番興味があるかなどを投票してもらっている企業もあった。プロトタイプを紹介する場として、今後もSXSWが日本企業の関心を集めることは間違いがないだろう。

富士通が展示したVRソリューション。ペンで画面内のVR画像を操作する。各種のシミュレーションや教育分野での活用を目指している
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パナソニックのWonder LABでは声で楽しめる紙相撲を実演していた
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タブレットに手紙を書くと、そのときの脳波から「喜、怒、哀、楽」をどのように発しているかを脳波から解析するコンセプトモデル。ワコムが展示した
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(文/渡貫幹彦=日経トレンディネット)