ファーウェイの新機種はカメラが飛び出すパソコン

 各社がスマートフォン新機種を発表する一方で、唯一、スマートフォンではないデバイスを発表したのがファーウェイである。ファーウェイはMWCに合わせた新機種として、ノートパソコン「HUAWEI MateBook X Pro」を発表した。

ファーウェイが発表した新機種「HUAWEI MateBook X Pro」は、13.9インチディスプレーを搭載したノートパソコンだ
[画像のクリックで拡大表示]

 MateBook X Proは、13.9インチディスプレーを搭載したクラムシェルタイプのノートパソコン。最も厚い部分で14.6mm、最も薄い部分では4.9mmと薄型化したのに加え、ベゼル部分を極限まで取り除いたことで、91%もの画面占有率を実現している。重量は1.33kgと、このクラスで最軽量というわけではないが、持ち運んで使っても負担になりにくい重さとはいえるだろう。

最も薄い部分で4.9mm、最も厚い部分で14.6mmと、薄さも大きな特徴の1つとなっている
[画像のクリックで拡大表示]

 もう1つの特徴が、ビデオ会議などに用いるカメラだ。通常ノートパソコンのカメラはディスプレーの上部に搭載されることが多いが、MateBook X Proは薄型化やベゼル部分の狭さを実現するため、カメラをキーボード側に搭載しているのだ。しかもこのカメラは、キーを押すとポップアップするという、従来にないユニークな機構を採用したことで話題を集めていた。

ビデオ会議などに用いるカメラは、なんとキーボード上に搭載。F6キーとF7キーの間に用意され、キーを押すことでカメラがポップアップする仕組みだ
[画像のクリックで拡大表示]

 基本スペックは、CPUにインテルの第8世代Core i7-8550U、もしくはCore i5-8250Uを搭載し、GPUにNVIDIA GeForce MX150を搭載するなど、高い性能を誇る。価格は最も安いCore i5と8GBのRAMを搭載したモデルで1499ユーロ(約19万5000円)、最も高いCore i7と16GBのメモリを搭載したモデルで1899ユーロ(約24万7000円)となっている。

 ここで紹介した新機種に関しては、必ずしも日本市場に投入されるとは限らない。だがMWCでの傾向を見るに、今年も魅力的で特徴的な新機種が市場に多数投入されていることだけは確かといえそうだ。

著 者

佐野 正弘(さの まさひろ)

 福島県出身、東北工業大学卒。エンジニアとしてデジタルコンテンツの開発を手がけた後、携帯電話・モバイル専門のライターに転身。現在では業界動向からカルチャーに至るまで、携帯電話に関連した幅広い分野の執筆を手がける。