「ZenFone 5」のデザインはiPhone Xそっくり

 日本ではSIMフリースマートフォンで人気のASUSも、MWCに合わせて、新たに生まれ変わった「ZenFone 5」シリーズを発表した。

 ZenFone 5シリーズには3機種が用意されている。このうち、6.2インチディスプレーを搭載したハイエンドモデルの「ZenFone 5Z」と、スタンダードモデルの「ZenFone 5」は、チップセットなどの性能面を除き、スペックはほぼ共通している。両機種共に、特徴的なのはデザインとカメラだ。

「ZenFone 5」の前面。画面上部に切り欠きがあるなど、iPhone Xにかなり近いデザインだ
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 デザイン面では、一見、アップルの「iPhone X」と見間違うほど、iPhone Xにそっくり。iPhone Xの特徴である画面上部の切り欠きまで共通だ。もちろん中身はれっきとしたAndroidだし、背面にはiPhone Xにはない指紋認証センサーを備えるなどの違いはあるのだが、デザイン面でここまでiPhone Xに寄せてきたことに驚く。

指紋認証センサーが搭載されているなど、背面はiPhone Xとは異なる独自の部分が多い
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 もちろん、iPhone Xとは違う独自の機能も用意している。それは、AI処理に対応したクアルコム製の新しいチップセット、「Snapdragon 636」(ZenFone 5)と「Snapdragon 845」(ZenFone 5Z)を搭載することで実現した機能の数々。着信音を周囲の環境に応じて調節する「AIリングトーン」や、環境に応じてディスプレーの色を調節する「AIディスプレー」、AIによって本体性能を向上させる「AIブースト」など6つがあるが、中でも代表的なのが「AIカメラ」だ。

AIを用いて16のシーンを判別し、適切なカメラ設定をする「AIカメラ」など、AIを活用した機能が多く搭載されているのがZenFone 5/5Zの特徴だ
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 これは映し出した被写体から、AIが16のシーンを自動判別し、被写体に合った設定を適用して撮影できるというもの。ファーウェイの「HUAWEI Mate10 Pro」にも同様の機能が搭載されているが、対象となるシーンが多いのがポイントだ。

 もう1機種の「ZenFone 5 Lite」は、切り欠きがなく、AI機能も搭載していないなど、機能・性能面ではZenFone 5/5Zと大きな違いがある。一方で、メインカメラに1600万画素、フロントカメラに2000万画素のカメラを2つずつ搭載し、広角撮影ができるなどカメラ機能に一層力が入っているのが大きな特徴だ。

ZenFone 5 Liteは切り欠きがないなどデザインがZenFone 5と異なるほか、インカメラを2つ搭載するなどカメラ機能により力が入れられている
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