薄くて軽くてWindowsが動いて、仕事でもプライベートでも使えるタブレットがほしい。そう考えている人は多いだろう。しかし、自分の使い方をよく考えてから選ばないと無駄な買い物になりかねない。

 本記事ではWindows 10搭載タブレットの賢い選び方と、2016年のおすすめ機種を解説していく。

今のタブレットは「2in1」が中心

 Windowsタブレットはどんな場面で便利に使えるのだろうか。

 タブレットの特徴は、薄型軽量でキーボードがないこと。だから、ベッドやソファに寝転んで気軽にタッチで使いたい人、立った状態で手持ちで使うことが多い人、ノートPCを広げられない狭い場所で使うことが多い人、相手に画面を見せつつタッチ操作で使うことがある人などに適している。こうした使い方を想定している人向きの製品だ。

 外付けキーボードと組み合わせれば、モバイルノート的な使い方も不可能ではない。しかしスタンドでタブレットを立ててキーボードを接続するなどの手間がかかるし、ノートパソコンのように膝の上に広げて作業するのも難しい。

 CPUにAtomを搭載する低価格製品はスペックが低く、パソコンとして本格的に使うには処理性能が足りない。後述する「2in1」タイプのように、モバイルノートとしての利用を考慮した製品もあるが、モバイルノートが欲しい人は、素直にモバイルノートを買うべきだ。

薄型軽量で、手に持って縦・横どちら向きでも使えるのがタブレットの強みだ。立ったままでも使いやすい
[画像のクリックで拡大表示]

 Windows 8時代には大手メーカーがこぞって8型の安価なWindowsタブレットを発売していた。しかし後継機が出ないままになっている製品が多く、店頭で見かける製品は減っている。

 一方、Windows 10時代は、Windowsタブレットとキーボードを組み合わせ、タブレットとノートパソコンとの2通りの使い方ができる「2in1」スタイルの製品が主流だ。

[画像のクリックで拡大表示]
[画像のクリックで拡大表示]
2in1とは2通りの使い方ができるパソコンのこと。液晶ディスプレイ部分を取り外すとタブレットとして利用でき、キーボードと合体させるとノートPCになる

 2in1には大きく分けて、画面が回転するコンバーチブルタイプと、画面が着脱するタイプがある。8〜11型クラスの小型のものは着脱タイプが中心だ。取り外せば数百gの薄型タブレットになるので、重く厚くなりがちなコンバーチブルタイプよりもタブレットとして使いやすい。

 キーボードが付属しない2in1ではないタブレットも、一部の大手メーカーがまだラインアップしているほか、サードウェーブ(ドスパラ)やマウスコンピューターなどの製品が手に入る。