航空&野鳥ファンのミラーレス移行を促すか ライカ銘の超望遠ズームレンズ

 パナソニックのブースでも、オンリーワンの製品が目を引いた。その1つが、マイクロフォーサーズ規格の超望遠ズームレンズ「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3」(実売価格は18万5000円前後)。ズームながらライカブランドを冠した点も目を引くが、最大の特徴が35mm判換算で200-800mm相当ものレンジをカバーしたこと。レンズの重量は約985g(三脚座は含まず)に抑えられており、800mmの超望遠撮影が手持ちでできるのもトピックだ。

3月に発売する超望遠ズームレンズ「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3」。各社のデジタル一眼レフ用のレンズにはないズームレンジを持っている点と、手持ち撮影できる小型軽量サイズに抑えられているのが魅力。筆者も欲しいのだが、すでに予約が殺到して入手しづらくなっているようだ
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 高性能モデル「LUMIX GX8」と組み合わせた場合、ボディー内手ぶれ補正機構とレンズ内手ぶれ補正機構の双方を動作させる「Dual I.S.」が働く点も注目したい。超望遠撮影で気になる手ぶれも大幅に低減できるだろう。実際、LUMIX GX8に装着して試してみたが、遠くの様子がピタリとブレることなく撮影できた。三脚座も、カメラ側のみが回転する仕組みでなかなか凝っている。

高性能ミラーレス一眼「LUMIX GX8」と組み合わせると、ボディー内手ぶれ補正機構とレンズ内手ぶれ補正機構が併用でき、補正効果が高められる
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三脚座は鏡筒と一体化しており、レンズを回転させても側面のスイッチの場所が変わらないよう工夫した。動きもスムーズだし、雲台上でも操作しやすかった
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 3月10日発売予定だが、ものすごい人気で注文が殺到し、予約してもすぐには手に入らない可能性が高いという。テレ端がF6.3と暗いのは気になるが、野鳥などの野生動物や航空機をアクティブに撮りたいと考える人にとっては、まさに理想的なレンズといえよう。小型軽量で望遠撮影に強いというマイクロフォーサーズのメリットを十二分に生かしたレンズとして、システムの魅力を再認識させて一眼レフからの移行を促す存在ともなりそうだ。