ソニーモバイルからデジタル接続のイヤホンも発売される

 新しいXperiaで音楽を聴く方法として、先にはBluetooth接続のワイヤレスイヤホンとUSB-3.5mmイヤホンジャック変換アダプターを挙げたが、もう一つ、USB Type-C直結タイプのイヤホンを使う手もある。現時点では、イヤホン接続にUSB端子を使うスマートフォンは少ないので、ヘッドホン/イヤホンブランドからUSB Type-C専用の製品はほとんど発売されていない。だからこそ、スマートフォンと同時期にソニーブランドからUSBで接続できるイヤホン「SBH90C」が発売されることを知って安堵した。

USB Type-Cで接続するイヤホンを使うことになる
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ソニーモバイルがUSB接続とBluetoothワイヤレスの2ウェイスタイルのイヤホン「SBH90C」を発表した
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 気になるのは、このイヤホンの機能や性能だ。SBH90CのユニークなところはUSB Type-Cだけでなく、Bluetoothでも接続できる2Wayスタイルを採用している点。加えて、192kHz/24bit対応のDACが乗っていて、ドライバーユニットも高域40kHzまでの再生に対応したハイレゾ仕様としている。本機の開発を担当したソニーモバイルの石原美英氏は、「USBならハイレゾ再生が楽しめる。トレンドのワイヤレススタイルとの使い分けを提案したかった」と話す。

 ワイヤレス接続時でも音質コーデックのaptXまでサポート。USBでつなぐときには、同梱のUSBケーブルを使って、イヤホン左側の先端にあるUSB Type-C端子とXperiaなどスマートフォン側のUSB Type-C端子を接続する。

イヤホンの先端にUSB接続のケーブルをつなぐ。キャップがないのはケーブルを頻繁に着脱することを想定したもの。生活防水のグレードは確保されているという
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 USB接続時にはXperiaから給電されてイヤホンが充電されるのもユニークだ。「朝、ワイヤレスイヤホンを持って出かけたらバッテリーが切れていて使えなかったという体験をされたことはないでしょうか。本機ではいつでもワイヤレス接続に切り替えて楽しめるように、スマートフォンからの充電機能を付けたいと考えました」(石原氏)。

 確かにあるとうれしい機能だが、スマートフォンのバッテリーが過度に消費されてしまったら面白くない。設計を担当したソニーモバイルの高木良浩氏によると「仮にイヤホンのバッテリー残量が0%の状態でつないで、フル充電になるまでチャージしたとしても、Xperiaのバッテリーゲージの約3%ほどしか消費しない」という。このあたりは並列で動いているほかのタスクとの兼ね合いや、音楽と動画など鑑賞しているコンテンツによっても違いが出ると思うので、実機で試したほうが良さそうだ。