新作のネイティブゲームが好調で、2017年6月期の第2四半期は4年ぶりの増収となったグリー。フィーチャーフォン向けのブラウザーゲームが長く事業の柱だったが、スマートフォン向けのネイティブゲーム(スマホアプリゲーム)のラインアップを増やし、ネイティブゲーム中心の事業にシフトしてきた成果が現れてきた形だ。

 ブラウザーゲーム事業も緩やかな減少傾向にあるものの一部のタイトルは底を打ち、反転攻勢の道筋を見つけつつある。VR(仮想現実)関連事業の立ち上げ、海外事業の再構築など、ゲーム事業の足場が固まってきた。スマホゲームの分野で「2DアクションRPGゲームに強い会社になる、というエンジン戦略を掲げた」と話す田中良和社長に、今年の動向について聞いた。

(聞き手/渡辺一正=nikkei BPnet、写真/稲垣純也)

田中良和(たなかよしかず)
グリー 代表取締役会長兼社長。1999年、日本大学法学部を卒業後、ソニーコミュニケーションネットワーク(現:ソニーネットワークコミュニケーションズ)を経て、2000年2月、楽天に入社。2004年2月に個人の趣味としてGREEを開発。同年10月、楽天を退社。同年12月、グリーを設立し、代表取締役に就任。2014年9月、代表取締役会長兼社長に就任。
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