手持ちのスマホも保証が受けられる

 ユーザーからの要望を受けて、格安スマホ・格安SIMを提供する通信会社では、保証オプションを提供する動きが広がっている。

 2016年9月にサービスを開始したLINEの「LINEモバイル」では、メーカー保証では対応できない端末のトラブルに備えて、2017年1月18日から2種類の保証オプションを提供している。

 1つは、LINEモバイルが販売した格安スマホ向けの「端末保証」(月額450円)で、故障した端末を割安な負担金で新品やリフレッシュ品と交換できる。

 もう1つは、自分でスマホ端末を用意した人向けの「持込端末保証」(月額500円)で、修理費用や指定端末への交換費用が5万円まで保証される。故障した端末をLINEモバイルへ預けている間はスマホが使えないため、希望者には貸出機の無償貸与も行う。

 両保証とも年2回まで利用可能で、オプション料金とは別に負担金が生じる。1回目の負担金は端末保証が5000円、持込端末保証が4000円。2回目はどちらも8000円だ。LINEモバイルの担当者によれば「メーカー保証外の破損や水没にも対応していることから、安心してスマホを使えると好評。加入者数も順調に伸びている」という。

 流通大手のイオンリテールが手がける「イオンモバイル」では、自社で販売した格安スマホ向けの保証オプション「イオンスマホ安心保証」(機種により月額350円または450円)を提供する。利用回数は年2回までで、オプション料金や交換時の負担金は端末によって異なる。前述したP9 liteの場合は月額350円で、負担金は1回4000円だ。

 イオンモバイルでは保証オプション・電話サポート・スマホのセキュリティーオプションをセットにした「イオンスマホ安心パック」を月額600〜700円で提供しているが、イオンリテールの担当者によれば「イオンモバイルで格安スマホを購入したユーザーの約7割が、イオンスマホ安心パックに加入している」という。

 また、現時点ではイオンモバイルの格安スマホのみが保証の対象だが、「持ち込み端末向けの保証オプションも検討している」(イオンリテール担当者)とする。

格安スマホ主要各社の保証オプション内容
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 なお、持ち込み端末向けの保証オプションでは、保証を受ける端末を通信会社に登録しなければならない。

 登録方法は通信会社によって異なり、mineoのように保証を受けたい端末でデータ通信を利用すれば自動的に登録される場合もあれば、端末固有の「IMEI」と呼ばれる番号をユーザー自ら申告する場合もある。登録しないと保証が受けられないので、申告が必要な場合は忘れずに手続きしよう。