スマートフォンや携帯音楽プレーヤーで音楽を聴くときに活躍するイヤホン。CDを超える高音質「ハイレゾ」の登場もあり、実用品としてはもちろんのこと、音質にこだわって聴くアイテムとしてもその注目度を増している。

 イヤホンは通勤・通学でも、自宅でも使い倒せるオールラウンダー。予算も2000円以下からと手軽に購入できる一方で、高価なものでは10万円を超える製品も売られている。

 スマートフォンの付属イヤホンからの買い替えを考えていて、「ロックやJ-POPの重低音を聴けるイヤホンが欲しい」というリクエストなら、2000円台のイヤホンでも音質アップの効果は十分ある。もし、それでも満足できなければ5000円、1万円、2万円以上とステップアップしていきたい。

 そこで2015年秋〜2016年春に、AV評論家の筆者が実際に聞き比べたレビュー記事の総まとめとして、価格帯別の「おすすめイヤホン」を紹介していく。各製品には、どんな音楽ジャンルに合うのかも記しているので、製品選びの参考にしてほしい。

コスパが高い4000円以下クラス

 2000〜4000円の価格帯は、店頭に並んでいる製品の最安値クラスで、モデル数も非常に多い。レビュー記事「2000〜4000円台のコスパ高イヤホン対決 安いのに音質がいいおすすめ品はどれ?」で紹介したモデルから、メジャーな機種と、マニアックな高音質モデルを1機種ずつ紹介しよう。

どんな音楽ジャンルでも楽しめる

ATH-CK330M(オーディオテクニカ)
実売価格/2180円
合うジャンル/J-POP、クラシック、クラブ、ジャズ

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 家電量販店で入手しやすい大手メーカーで、音質のよい優等生の筆頭がオーディオテクニカの「ATH-CK330M」。約2000円という安さながら、低音もパワフルで空間再現性も十分、音分離にも優れる。2000円前後で選ぶなら、J-POPからクラシック、ジャズまで、どんなジャンルの音楽を聴く人にもすすめられるオールラウンダーだ。

・ATH-CK330Mの詳しいレビューはこちら

重低音のパワーに優れたコスパ高機種

MUIX IX1000(iSound)
実売価格/3480円
合うジャンル/ロック、男性ボーカル、クラブ系

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 3000円クラスの機種なら、韓国のマイナーブランドの「MUIX IX1000」にも注目だ。ネット通販中心の取り扱いだが、イヤホン背面にあるサウンドコントローラーによってフラット志向の「Flat Sound」と重低音重視の「Active Bass」を切り替えられる機能を備える。明瞭感と重低音のパワーに優れる、ワンランク上のコスパ高イヤホンの代表格だ。

・MUIX IX1000の詳しいレビューはこちら