6Kフォト目当てでGH5を手に入れる価値は大いにある

 注意したいのが、6Kフォトの撮影はバッテリーの消費がやや激しくなること。GH5は、本体に搭載するUSB Type-C端子からの充電には対応していないので、6Kフォトを多用するならば予備バッテリーを用意しておくのがベターといえる。

 もう1つ気になったのが、6Kフォトは撮影後の処理待ち時間が意外に長いこと。撮影データは、2秒間(60コマ分)の記録となるプリ連写でもファイルサイズが60M~80Mバイト程度と大きくなるので、SDメモリーカードへ書き込むのに数秒かかり、その間は次の撮影ができない。高速書き込みに対応したSDメモリーカードならば待ち時間が短縮できる可能性が高まるので、性能のよいものを用意するようにしたい。

 このような留意点はあるものの、シャッターチャンスをいとも簡単に、しかも高画質で記録できる6Kフォトは、最新デジカメにふさわしい先進的で魅力的な機能だと感じた。特に、6Kフォトの切り札といえるプリ連写を併用した際の実力はすさまじいものがある。撮影はあまりにあっけないので、ワクワク感や達成感には欠けるのが悩ましいが、今まで撮れなかったものがしっかり撮れるのは何にも代えがたい魅力だ。レンズ交換式カメラの勢力図を変えるほどインパクトのある機能といえ、6Kフォト目当てでGH5を入手するのも大いにアリといえる。

(文/磯 修=日経トレンディネット)