通常のスチル撮影との画質の違いはほとんど分からない

 次に、通常の写真撮影モードと6Kフォトで同じシーンを撮り比べてみた。GH5の背面液晶では画質の違いが分からず、パソコンのディスプレイ上で100%表示にしても目を凝らさなければ違いは分からなかった。画像サイズは、通常の写真撮影では5184×3888ドット、6Kフォトは4992×3744ドットと、わずかな違いしかない。

 GH5が優れているのが、撮像素子全域の情報を利用して6K相当の動画を生成するので、レンズの焦点距離がそのまま生かせること。従来の4Kフォト対応モデルは、撮像素子の中央部の領域を切り出して4K動画を生成していたので、望遠寄りになってしまった。GH5は、特に広角レンズを装着して撮影する場合にメリットがある。

▼通常のスチル撮影
キットモデルに付属する標準ズームレンズ「LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6 ASPH.」を装着し、通常の写真モードで撮影したもの。全体に精細感が高く、日陰になっている部分も潰れず描写している
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▼6Kフォトで撮影
こちらは6Kフォトで切り出した写真。観覧車の骨組みの周囲などにややノイズが目立つが、全体の精細感や暗部の描写は通常のスチル写真並みで、動画からの切り出しとは思えない。画角もスチル撮影と変わらないのが分かる
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