障害者向け就労支援事業や子ども向け教育事業を手がけるLITALICO(リタリコ)は、働きたい障害者と障害者就労支援事業所とのマッチングを促進するサイト「LITALICO仕事ナビ」を2018年3月に開始する。

LITALICO仕事ナビ
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 LITALICOは、就職を考える障害者のための就労移行支援事業所である「LITALICOワークス」を全国で運営しており、これまでに5000名以上が企業へ就職している。

 新たに開始するLITALICO仕事ナビでは、全国の障害者就労支援事業所の情報を分かりやすく掲載し、障害者一人ひとりが自分のニーズに合った事業所を選べるようにサポートする。また、就労支援事業所にとっては、利用者を集めやすくなるという。

就労支援施設は3年間で約1.4倍に増加

 LITALICO取締役の中俣博之氏によると、働く意欲を持つ障害者の数は年々増えているという。2017年は47万人以上が民間企業に雇用されており、その数は13年連続で過去最高を更新した。また、2018年4月には障害者雇用促進法が改正され、企業の障害者の法定雇用率は現行の2.0%から2.2%に引き上げられる。

 障害者の「働きたい」を支援するのが、障害者総合支援法に定められた、就労系障害福祉サービス(就労移行支援事業所、就労継続支援A型事業所、就労継続支援B型事業所)だ。これらの施設は2016年10月時点で全国に1万7000近い数があり、3年前と比べて約1.4倍に増加した。

 施設のうち、就労移行支援事業所は、就労したい障害者の雇用・就労をサポートするもの。就労を希望する65歳未満の障害者で、通常の事業所に雇用されることが可能と見込まれる人に対して、就労に必要な知識や能力向上のための訓練、求職活動に対する支援、就労後に職場に定着するために必要な相談などを行う。

 就労継続支援A型事業所と、就労継続支援B型事業所は、通常の事業所に雇用されることが困難な障害者に対して、雇用または就労のための支援をする。

 LITALICO仕事ナビは、全国にあるこうした事業所を分かりやすく掲載し、障害者がパソコンなどから検索してアクセスできるようにする。