スペックやターゲットに差をつけたSIMフリースマートフォンのモデルを複数ラインアップするファーウェイ。その中でも、フラッグシップが「HUAWEI Mate 10 Pro」だ。特徴は、本体前面を覆う縦長の6インチ有機ELディスプレー(OLED)と、ライカと共同開発した1200万画素デュアルレンズカメラ、新開発のAI処理対応プロセッサー「Kirin 970」の3点だ。OSには最新のAndroid 8.0を搭載する。

 特に、最高性能のSIMフリースマホを求める人や、「ライカ」共同開発のダブルレンズカメラが気になる人、国内外の移動が多く、大画面ディスプレーや大容量バッテリーを搭載したスマートフォンが欲しい人は気になっているだろう。では、Mate 10 Proの実力を見ていこう。

ファーウェイのSIMフリーAndroidスマートフォン「HUAWEI Mate 10 Pro」。大手量販店やWebショップほか、複数の格安SIM事業社で販売している
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背面にはカメラメーカー「ライカ」と共同開発したダブルレンズカメラを搭載
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縦長ディスプレーは情報量多く、映画鑑賞にも向く

 ディスプレーは、最近流行している18:9比率の縦長、フルHD+ (2160×1080ドット)表示の6インチ有機ELディスプレーだ。縦長ディスプレーの利点は、SNSやブラウザーの情報をより多く表示できること、それでいて横幅がスリムな設計にできることだ。Mate 10 Proも横幅74.5mmとスリムで、5インチ台のスマホと同じように片手で握りやすい。以前の6インチ前後の製品のように、両手で支えて持つ必要はなくなった。

縦長ディスプレー採用で、大画面ながらも片手で持てる。1画面にブラウザーやSNSの情報を多く表示できる。2つのアプリを同時に表示するマルチウィンドウとの相性も良い
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 横向きで持ったときには画面が横長になるので、映画に多い「シネスコ(シネマスコープ)」(2.35:1)や「ビスタサイズ」(1.85:1または1.66:1)といった横長の映像も、黒帯がほとんどない状態で楽しめる。飛行機や新幹線での移動中にタブレットで映画を楽しんでいる人も、短時間ならMate 10 Proで十分と感じるだろう。

定額動画配信に多い、シネスコなど横長の映画作品を全画面で表示できる。高コントラストかつ色域の広いHDRムービーもコントラスト比70000:1の有機ELで存分に楽しめる
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 ファーウェイとしてはIP67相当の防水・防じん仕様に対応したのも新しい点。急な雨でぬれても安心だし、キッチンやバスルームでも動画やウェブサイトの閲覧などを楽しみやすくなった。動画レシピサイトも利用しやすい。

防水・防じん設計に対応。雨にぬれたり水の中に少々落としても大丈夫だ
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