2016年1月6日、カシオ計算機がスマートウオッチ「WSD-F10」を発表した。日本では3月下旬に発売する。

カシオ計算機のスマートアウトドアウオッチ「WSD-F10」。グリーン/オレンジ/ブラック/レッドの4色がある。メーカー希望小売価格は7万円
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 既存のスマートウオッチが日常で使う製品なのに対し、WSD-F10はその対極にある「非日常」、つまりアウトドアシーンで使うことを目的にしたスマートウオッチだ。腕時計メーカーらしい洗練されたデザインもさることながら、従来のスマートウオッチとは一線を画すカシオらしいアウトドア仕様の製品に仕上がっている。

登山と自転車、釣りで役立つ

 WSD-F10にはアウトドアシーンで活用できる専用アプリを搭載。自然環境や自身の身体の変化を確認できる「TOOL」、速度や経過時間、ペースなどを確認できる「ACTIVITY」、日の入りの時間やエネルギーの補給時間などを通知してくれる「MOMENT SETTER」などを使える。

 今回の製品は、アウトドアのなかでも人気の高い3大アクティビティー「トレッキング(=山登り)」「サイクリング」「フィッシング」にフォーカス。各アクティビティーで必要となる情報を手元で素早くキャッチできる点が、他のスマートウオッチとは異なる。

 これらの内蔵アプリを活用すれば、例えば登山中に方位や高度、気圧をチェックできるのはもちろん、ゴールまでの残り高度やそれまでのペースなども確認できる。サイクリングであればリアルタイムのスピードや走行距離、またフィッシングであれば潮の干満を示す「タイドグラフ」や気圧変化による魚の釣れやすさなども分かる。

「ACTIVITY」でのトレッキング、サイクリング、フィッシングの専用画面
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ペースや時間、標高など、トレッキングに必要な情報をまとめてチェックすることもできる
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 さらに、サードパーティーのアプリベンダーとも連携。登山地図を表示できる「YAMAP」、ランニングやサイクリングのルートやスピードなどをトラッキングする「runkeeper」、雨雲の動きで天気の変化を確認できる「Go雨!探知機」などもプリセットする。アウトドアでの活動をサポートするアプリが最初から豊富にそろっている点は魅力的だ。

プリセットするサードパーティーのアプリ
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