レノボジャパンは2017年10月5日、ノートパソコンThinkPadシリーズの25周年記念モデルとして、14型のディスプレーを搭載するノートパソコン「ThinkPad 25」(ThinkPad Anniversary Edition 25)を発表した。かつてThinkPadシリーズに採用されていた7段配列のキーボードや3色カラーのロゴなどが特徴。日本国内では、日本語キーボード搭載モデルを1000台限定で販売する。10月6日予約開始で10月20日より出荷する。価格は17万9500円。

ThinkPadシリーズの25周年記念モデル「ThinkPad 25」。専用の壁紙が付属する
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 ThinkPadシリーズは、1992年に米IBMから発売された「ThinkPad 700C」が最初の製品。堅ろうなボディーや打ちやすいキーボードなどが特徴で、現在まで続くビジネス向けノートパソコンの人気シリーズだ。

 ThinkPad 25は世界中のファンからの要望をもとに、2012年ごろまで採用されていたキー数の多い7段配列のキーボードを復活。またポインティングデバイスとして根強い人気があるトラックポイント用に、3種類のキャップが付属する。製品は専用の化粧箱入りで、ブックレット、感謝状のほか、日本のみソフトケースが付属する。

要望が多かったという、キー数の多い7段配列のキーボードを搭載。Enterキーは当時のモデル同様に青い
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日本国内で販売されるものは日本語キーボードを搭載する(左)。海外では英語キーボードになる(右)
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IBM時代、ThinkPadには3色のIBMロゴが付いていた。そのイメージでロゴの一部が3色になっている
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ThinkPadシリーズにカーボン素材を提供している東レのスエード調人工皮革、「ウルトラスエード」を使ったソフトケースが付属する。軽くてやわらかい
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専用の化粧箱に入って届けられる
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 製品はThinkPad Tシリーズをベースにしたもので、1モデルのみとなっている。タッチ対応の14型フルHD液晶ディスプレー、CPUにCore i7-7500U、16GBのメインメモリー、ストレージに512GBのPCIe接続SSDを搭載するほか、グラフィックスチップとしてNVIDIA GeForce 940MXを搭載する。処理の重いグラフィックス用途にも対応できる、ノートパソコンとしてはハイスペックな製品だ。

 そのほかWindows 10の生体認証機能に対応した指紋センサーと顔認証対応カメラを備える。拡張端子はThunderbolt3対応のUSB3.1 Type-C、3つのUSB3.0、HDMI出力、有線LANポート、メモリーカードスロットなど。重さは1.69㎏で、バッテリー駆動時間は6.5時間となっている。

(文/湯浅英夫=IT・家電ライター)