この記事は「ITpro」の同名の記事(2017年9月4日公開)を転載したものです。内容は基本的にITproでの公開時点のものとなります。

 子ども向け英語レッスンなどを手掛けるSelan(セラン)は2017年9月4日、小学生を対象にしたスクール事業「dot.school」の申し込み受付を同日に始めたと発表した。「21世紀の子どもたちに必要な“生きる力”を身に付ける」ことを目的とするもので、学習テーマの一つにITをはじめとするテクノロジーを位置付ける。資産管理サービスなどを手掛けるマネーフォワードが監修したお金に関するコースも用意する。授業は全て英語で実施し、子どもの英語力も高める。

 2017年10月に、「世界の教養コース」「世界のお金コース」の2コースを開講する。世界の教養コースは、国際情勢や人権、哲学など6テーマに基づいて知識を身に付けつつ、その知識を応用できる力を養う。6テーマの一つに、ITをはじめとするテクノロジーを題材にする「イノベーション」を据える。テクノロジーの進化を学びながら未来の暮らしについて考える内容で、「デザイン思考を採り入れて実際にモノを作り、発表する体験をする」(Selanの樋口亜希代表取締役)。

Selanの樋口亜希代表取締役
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 世界のお金コースは収入と支出、労働と対価、銀行と貯金などについてディスカッションや模擬体験を通じて学ぶ。監修を務めるマネーフォワードの瀧俊雄取締役Fintech研究所長は「日本ではお金の話がタブー視されがちだが、お金に関するリテラシーは様々な社会問題の根源でもある」と、金融教育の意義を強調した。

マネーフォワードの瀧俊雄取締役Fintech研究所長
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 2コースの対象年齢は小学1~3年生。授業は毎月2回(1回90分)で、月額費用(税別)は1万6000円。

 発表に先立つ2017年9月3日には、実際に子どもたちを集めてお金にまつわる公開授業を実施した。各国の通貨を学んだあと、オリジナルの通貨作りに挑戦した。

「お金」を学ぶ公開授業
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オリジナルのお金作りに挑戦した
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(文/八木 玲子=ITpro)