パナソニックは2017年5月10日、薄型テレビ「ビエラ」シリーズの新製品7機種を発表した。いずれも6月16日発売。

 注目は4K有機ELテレビ「EZ950」シリーズ2機種。65型の「TH-65EZ950」と55型の「TH-55EZ950」があり、有機ELパネルに独自の画質処理エンジンを組み合わせて色再現性を高めたとしている。

 映像の明暗差やメリハリを向上させるHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応するほか、「Ultra HD Premium」の認証も取得。たとえばUltra HDブルーレイの映像を、製作者の意図した画質で楽しめるという。ネットフリックスやAmazonビデオ、dTVなど、インターネットで配信されている様々な4K動画にも対応する。

 価格はオープンで、実売価格は65型の「TH-65EZ950」が80万円前後、と55型の「TH-55EZ950」が50万円前後。

パナソニックの4K有機ELテレビ「EZ950」シリーズ。ディスプレー周囲のフレーム部分を細くした狭額縁デザインで、映像に集中しやすくなっている
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 このほか最上位モデルとして、65型の4K有機ELテレビ「TH-65EZ1000」を発売する。「EZ950」シリーズと同様の特徴に加えて、滑らかな暗部階調の再現機能や黒の再現性を高めるフィルターを搭載。オーディオブランド「テクニクス」が開発に参加したサウンドシステムを搭載する。実売価格は90万円前後。

 4K有機ELテレビは、日本国内でLGエレクトロニクス・ジャパン、ソニー、東芝が相次いで製品を投入しており、パナソニックが加わることで薄型テレビの主要メーカー各社の製品が出そろうことになる。今後、この分野で各社の競争が激しくなりそうだ。

65型の4K有機ELテレビ「TH-65EZ1000」。最大80Wのサウンドシステムを搭載する
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(文/湯浅英夫)

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