3月10日(現地時間)からテキサス州オースティンで開催されている世界最大規模の見本市「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」。このSXSWで、世界を動かすイノベーティブな技術やサービスなどを表彰するアワードが「Interactive Innovation Awards」だ。現地14日の午後7時には同アワードの授賞式が開催され、東京大学のJSK robotics labの「BionicM」がSTUDENT INNOVATION(学生部門)で大賞に選出された。

 BionicMは、2足歩行のヒューマノイドロボットで培った技術を使って、現時点の義足が抱える問題点の解決を図るプロジェクトチーム。そのプロトタイプ「Suknee」は“ロボット義足”とも呼ばれ、モーターとバッテリーを組み込むことで、地面を蹴る機能などを義足に追加している。これにより、疲れにくく、自然な歩行が可能になることに加え、立ち上がる動作が楽になったり、つまづいたときにも転ばずに済むという。

 Interactive Innovation Awardsは、VR&AR、NEW ECONOMYなど13のカテゴリーで構成されており、各カテゴリーに5つの企業や団体がファイナリストとしてノミネートされていた。

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BionicMが開発したプロトタイプSuknee。モーターやバッテリーを内蔵する
登壇して感謝を述べるチームリーダーのXiaojun Sun氏。会場からはひときわ大きい拍手が起こっていた
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(文・写真=渡貫幹彦=日経トレンディネット)